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仕事のホンネ 現場に聞け!!
【テーマ】転勤はありますか?

通信技術者を目指す人の就職先は、私が入った時代には大企業か官庁しか存在しませんでした。
地方のCATVなら必ずしも大企業ではありませんが、そういう会社はたいてい3セクで社員は自治体や農協からの天下りばかり、運用と保守はメーカー系企業に丸投げというのが多いから技術者の就職先にはなりません。
就職先が大企業に限られるということは、基本的に全国展開ないしグローバル展開をしている企業に入るわけですから必ず転勤はあります。
但し、入社から20年ほど担当したハードウェアの技術開発には金額重量ともかなり嵩む機材を必要とするため実験室の移転に多額の費用がかかります。また、原理を熟知した上に機材の扱いに慣れた人でないとつまらないミスで機材を壊して多額の修理費がかかるリスクが大きいので担当者を頻繁に変えることは経済合理性に反します。
したがって平均的な大企業サラリーマンと比べれば転勤の頻度はかなり低い方と言うことになります。
また、たまたま自分の担当分野に関係する施設の大部分がある地域から1時間以内の地点に所在したため、職場の移転を機に自宅を新築した際にその地域を選ぶことで転勤しても引っ越しが要らないという状況を作り出すことが出来ています。
 これは仕事が特定の施設と深く結びついている技術者の特権でしょう。
営業や経理なら全国どこの事業所に飛ばされるか全く判りません。
その代わり転職するとなったら、特定の技術に拘るなら全く同様の職場は外国にしか無いかも知れません。
一方で今はインターネット上のサービス事業ならローカルな小企業でも通信技術が活かせる場はあるから全く転勤のない職を求める余地もあります。

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ブログ紹介
ブログタイトル 通信総研もどき
通信技術史らしきものとか受験勉強が後で役に立ったこととか

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