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仕事のホンネ 現場に聞け!!
【テーマ】自分の子供が自分と同じ職種につきたいと言ったら、何と言ってあげますか?

未婚なので子供は居ませんが、もし居たら。

もし福祉の道に進みたいと言われたら。
見返りを求めてはいけないよ、と。
自分のために仕事をしてはいけないよ、と。
人が生きる事、人が死ぬ事、その意味を考えなさい、と。
そう言いたいですね。

世間でも問題となっていますが、楽な仕事ではないです。
どんなに誠心誠意対応しても、やればやった分だけ見返りの返ってくる仕事ではありません。
「ありがとう」のたった一言も聞ける時と、聞けない時があって、過度に期待をすると、燃え尽きてしまいます。
自分が優しくされたいから誰かに優しくする、それも世間としてはありかもしれませんが、この業界ではナシです。
優しくされたいから、じゃなくて。
優しくしたい、と思えないと。

仕事をするのは自分の生活の為であっても、仕事中は相手の為、お客様の為に仕事をしなければいけません。
自分のために仕事をしてしまったら、「こんなに?してあげてるのに」「どうして?してくれないの」という、思考の罠にはまってしまいます。
1人きりで仕事をしているわけではありませんから、自分だけの気持ちで仕事をしていたら、周りの仲間達ともうまくやっていけなくなります。

そして、常に生と死が向き合っている仕事である事をきちんと認識していて貰いたい。
昨日まで元気におしゃべりをしていた方が翌日突然亡くなったり、ご利用されている間に突然意識消失をしてしまう緊急事態に陥ったり。
そういう事が日常的にあります。
比較的元気な方が多いデイサービスでさえ、亡くなっていく方は後を絶ちません。
楽しく仕事をする事が出来ても、いつか別れは必ずあるのだと、それは受け止めていなければならない事です。

人が生きる上での衣・食・住、それに伴う生理的欲求、そういうものと向かい合う日々です。
よく世間で言われるような、「綺麗な仕事」というイメージを持っていると、この仕事をするのは辛いと思います。

人が人として生きること、死に行く事、そこに至るまでに出来る事。
色んな事に思いを巡らせて、自分の目で見て、自分の頭で考えて、出来る事をしたら良いと。
この道を志す方たちに、言いたいです。

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ブログ紹介
ブログタイトル 福祉現場の日常
福祉施設で介護と生活相談員を兼務しています。気ままな日記^^

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