宅地建物取引士とは売り手と買い手の間に入って、不動産物件が適正な価格で公正に取り引きされるようにする。契約に先立って、物件の状態や権利関係、 法律上の制限などの重要事項を書面と口頭で説明する。業務の範囲は、宅地と建物の売買、交換、代理、仲介などで、宅地造成や開発などは含まれない。土地や 建物の取引業を営むためには従業員5人つき1人以上の宅地建物取引士の配置が義務づけられている。試験は択一式で行われ、だれでも受験できる。合格率 は15%程度。