[文学部]
国文学科・中国文学科・都市文化デザイン学科・歴史文化学科の4学科で構成。1・2年次では文学を学ぶための基礎知識を修得し、同時に2年次以降は、自分の関心と興味に応じて各学科の専攻に分かれて学んでいく。学科・専攻の枠を超えての履修も可能(一部科目を除く)。3・4年次は2年間継続のゼミナールに所属、卒業研究として論文作成や作品制作を行う。教員と学生の距離が近いきめの細かい少人数教育を実施。
■国文学科
国文学科では自らを見据え、他に向けて発信する「自分」を重視する。古典から近現代にいたる小説や詩歌、演劇や映像を学ぶことは、過去を生きた他者の「発信」の足跡を知ることであり、今の私たち自身を知ることにも通じる。さまざまな作品・表現や、それらの礎となる日本語そのものと向きあうことは、自分のあり方を探す契機となるだろう。
■中国文学科
一つの国の文化が一国だけで成立することはあり得ない。日本も例外ではなく、私たちの精神や思想の背景には、古来、中国大陸や朝鮮半島からの影響がある。中国文学科では中国の文化や思想、言語を中心に学んでその理解を深められるほか、さらに日本や韓国の文化や書道も学ぶことができる。近年、必要とされている東アジアで活躍できる国際人も育成する。
■都市文化デザイン学科
日本が誇るマンガ、アニメ、ゲームなどのコンテンツは、昨今では聖地巡礼のような新たな観光現象を生み出し、また、トランスナショナルに流通して新たな文化を創造しつつある。都市文化デザイン学科では、現代社会の構造を理論的に把握し、さらにそれを実践的にデザインする力をそなえた人材、文化産業や観光産業に貢献しうる人材を育成する。
■歴史文化学科
日本史、欧米史、アジア史、さらには思想史、文化史を深く学んでいく。歴史学は、史料の分析やフィールドワークを通して過去の事柄を明らかにするだけではなく、それを通して現代社会をどうしていくべきかを考える学問。歴史文化学科では、歴史学の研究を通して、論理的思考力、発信力を身に付け、社会で広く活躍できる人材を育成する。
[国際政治経済学部]
国際政治経済学科・国際経営学科の2学科で構成。政治、経済、経営、法律等の各分野の実践的な専門知識と分野を超えた複合的視点を身につけていく点が特長。2年次から開講する選抜制の英語特別プログラムでは、集中的に英語力を身につけることができる。ペア・グループ活動を通して、自律的な英語学習をサポートする。
■国際政治経済学科
日本国内ならびに国際的な政治・経済事情、法行政に関する知識を得ること、その知識を基礎にして複雑な社会、変動する国際社会を、複合的な視点を持って理解する力を付けることを目指す。さらに世界のさまざまな地域の政治・経済や歴史・文化・言語を学ぶことを通して、多様な価値観を尊重しながら国際社会に貢献できる人材の養成に努めていく。
■国際経営学科
時代や場所に左右されることのない「本質的な力」。国際経営学科では、実務に直結する国際経営センスを身に付けることを目的とし、地に足の着いた学びで一人ひとりの能力を引き出していく。授業はアクティブ・ラーニングの比率が高く、早くから社会人基礎力アップが期待できる。