文学部歴史学科 3年

川嶋 直樹さん

「学問の真の面白さ」こそが本学で得た最高の財産です

本学の歴史学科では考古学、日本史、アジア史、ヨーロッパ史、民俗学と幅広い範囲で歴史を学ぶことができます。高校の社会科では特に日本史と倫理が好きだったのですが、より多角的な視野で歴史を捉える学びに惹かれて本学を志望しました。

私が本学で得た一番の財産は「学問の真の面白さ」に気付けたことだったと思っています。自分の興味をどこまでも探求できる授業を通して「求め続ける」「探し続ける」力も培うことができ、博物館にも頻繁に足を運ぶようになりました

入学前には特に「社会に出て何をするか」をイメージしたことはなかったのですが、博物館や大学の職員といった「学問の面白さ」を伝える、あるいは学問に集中して取り組める環境を整備する仕事に就きたいという目標もできました。現在は博物館で働く知識と技術を学ぶ「学芸員課程」を履修しています。

もちろん選択肢は1つでなくてもいいと思っています。本学の就職キャリア支援や企業研究セミナーはとても充実しており、自分の将来像をじっくりと描く環境が整っています。

さまざまな時代の天才が遺してくれた最高の財産（＝書物）がズラリと揃った本学の図書館は圧巻の一言。本好きの学生にとって、これほど素晴らしい環境はありません。私も大学生活の多くの時間を図書館で過ごしてきました。感受性の豊かな時期に触れた書物は、人生を通してかけがえのないものになると思います。