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仕事のホンネ 現場に聞け!!
学生さんにアドバイス

音響エンジニアと言っても幅が広いので将来レコーディングエンジニアを目指している学生さんにアドバイスを考えてみたいと思います。

最近は少なくなりましたが数年前は自分の会社に学生さんから直接就職を希望するメールや電話が結構ありました。

今までにそういったメールや電話で採用した人は残念ながらいないのですが話を聞いていると技術寄りのアピールをしてくる人が多かったですね。

そして事前に業界のことを勉強しているようで例えば「御社でマスタリングエンジニアとして仕事をしたい」と言ったようにピンポイントで自分の要望を伝えてきます。

話の受け答えもおそらくどこかで仕込まれたようなマニュアルどうりな印象を受けました。

自分が未経験者を採用する時の考えは自己主張が強い人よりも現在のスタッフと調和がとれる性格と将来性や長続きしそうかどうなのかを考えます。

自分が良いかなっと思っても信頼している仲間が良くないと言ったらすんなりあきらめたりしました。

就職情報を集めているときに提供されるノウハウのようなものは公開された時点からノウハウとしての価値が時間とともに薄くなっていくような気がします。

また面接のときに意表をついた質問をしてそのリアクションで判断するといった話もよく聞きますね。

ですから面接は受け答えのノウハウよりもコミュニケーション能力を高める方向で準備した方が良いと思います。

それから良く聞かれるのが楽器を演奏できる必要があるか譜面を読める必要があるのかということです。

自分の周りのエンジニアは必ず何かしらの楽器を弾けて譜面も読めるのでそれくらいの事は出来た方が良いと思います。

レコーディングエンジニアの仕事はまずはアシスタントエンジニアから始めることになると思います。

例えば22才くらいでアシスタントエンジニアを勤めるとおそらくスタジオワークでは60代くらいの人まで関わる可能性があると思いますので年齢差が40才くらいになるわけですよね。

このような年齢差でも上手にコミュニケーションできると仕事が楽しくてやりやすくなると思います。

学生時代は何十才も年上の人と言えば親や先生、バイト先の人くらいでしょうからなかなか腹を割って年上の人と話せる機会は少ないと思います。

スポーツや趣味などを通して年上の人と上手にコミュニケーションできるようになっておくときっと社会に出てから役に立つと思いますね。

40代から60代の人は以外とに若い人に気を遣う傾向があるので親や先生とやりとりするようなそっけないコミュニケーションよりも自分を上手にアピールしたほうが良いと思います。

自分が学生から社会に出る時の事を考えるとこんな自分でもやっていけるのだろうかと不安になったりしました。

実際に社会人になっても最初の10年くらいは子供扱いのようなものでした。10年越えたあたりから少しずつ責任を持たされてやり甲斐がでてきたように思います。

でも最近は20代で起業される人も珍しくありませんのでなんとも言えませんけどね。
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ブログ紹介
ブログタイトル 【音響エンジニアのお仕事なら】まあ待て、ここを読め
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