【テーマ】この業界に進むなら読んでおいた方がいい本、映画等
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スキルアップノウハウ学び業界
私が好きそうな題材です。
どの道に進むか迷っている人にお薦めなのは、
太宰治「パンドラの匣」
ポール・オースター「ムーン・パレス」
どちらも青春小説です。
太宰治は人間失格とか斜陽とか授業でやったりして読んだことがある人が多いと思いますが、私はこれが一番好きです。
だって、太宰なのに希望がある!んですもん。
主人公は秀才の高校生、これからの進路に迷っています。
自分はこれからどうすればいいのか、と必死に向き合う姿は誰でも覚えがあるのでは。
そして紆余曲折の末役者の道に進むというストーリー。
進むと決めてからももちろん一筋縄では行かない世界で、プロブロの職種はそんなのが多いので、尚更お薦めです。
もうひとつは、親兄弟の居ない、自分自身の行き着く先が見えない若者の話。
こちらはまさに小説という感じでめくるめく物語が待っています。
極貧の大学生活から恋愛、ホームレス生活からドライブ旅行まで、盛りだくさんなのですが、どこか悲観的で、ここではない何処かへと思う若者の気持ちが凄く上手に描かれています。
こちらも是非若いうちに読んで欲しいもの。
ついでにもうひとつ、漫画なのですが、
松本大洋「ピンポン」
映画にもなったので、既読の方もいると思いますが、やっぱり名作。私も高校生の時に愛読していました。
「惰性でやるなら足洗え」というセリフは未だ覚えています。
これぐらいの覚悟で人生決めんといかんのですよねぇ。
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田中屋覚書
日々の出来事と製作日記
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