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AO・推薦入試エクストラ9月10日号

国立大:2012年度AO入試情報補完(1)東日本

AO入試情報

~国立大:2012年度AO入試情報補完(1)東日本~

弊社の全国版「AO入試年鑑」は、6月下旬に編集作業を終えねばならず、例年、やむをえず前年度の参考資料を掲載するケースが生じる。本年度、2011年参考資料を掲載したのは18校で、このメルマガで2012年度入試情報を日程と変更点を中心にまとめて補完するので参考にしてほしい。

 

  • ■弘前大 医学科のみ実施。出願は9月6日で締め切った。 *実施内容に変更なし
  • ■東北大<AO2期>文・理・工学部 出願=10月14~19日、1次=文10月29日(理・工は書類審査)、2次=文11月19日、理・工11月19・20日 *実施内容に変更なし
    <AO3期> 教育・法・経済・医・歯・薬・工・農学部 出願=1月7~20日、第1段階結果発表=2月2日、2次試験=工2月6・7日、その他2月6日、合格発表=2月8日 *実施内容に変更なし
  • ■福島大 理工学群のみ実施。日程は本年鑑どおり。*実施内容に変更なし
  • ■筑波技術大 保健科学部のみ実施。出願=12月5~8日、試験日=12月17日、合格発表=12月26日 *実施内容に変更なし
  • ■宇都宮大 工学部情報工学科のみ実施。出願=10月3~6日、2次試験=11月21日、合格発表=11月30日 *実施内容に変更なし
  • ■群馬大 工学部応用化学・生物化学科のみ実施。出願は9月2日に締め切った。*実施内容に変更なし
  • ■電気通信大 先端工学基礎課程(夜)のみ実施。 出願=11月1~7日、試験日=11月15・16日、合格発表=2月7日 *実施内容に変更なし
  • ■横浜国立大 教育人間科学部の出願は8月26日に締め切った(実施内容に変更なし)。理工学部=建築都市・環境系学科の4EP(前年どおり)で実施。出願=10月3~11日、1次=建築EP10月24日(ほかは書類審査)、2次=11月28日、合格発表=12月6日 *実施内容に変更なし
  • ■山梨大 工学部は改組を予定しているが、AO入試は応用化学科のみ実施。募集人員=7人→8人に増員(普通科/専門科の枠を一本化)。出願=10月3~7日、試験日=10月22日、合格発表=10月28日 *選考方法を前年の普通科枠に統一、その他は変更なし
  • ■信州大 理学部は数理・自然情報科学科、地質科学科で実施。地質科学科は募集人員を4人→5人に増員。出願=9月5~16日、試験日=10月22日、合格発表=11月2日 *実施内容に変更なし。農学部森林科学科は8月17日で出願を締め切った(実施内容に変更なし)

◆国立大:2012年度AO入試情報補完(2)西日本

弘前大~信州大のAO入試情報補完に続いて、金沢大以西の国立大について日程・変更点を中心にお伝えする。

 

  • ■金沢大 前年どおりの学域・学類で実施(実施内容に変更なし)。出願=9月5~9日、最終選考=11月12・13日、合格発表=2月6日
  • ■神戸大 医学部医学科のみ2011年度参考資料だったが、実施内容に変更はない。出願=1月17~25日、1次結果通知=2月3日、2次=2月6日、合格発表=2月8日
  • ■岡山大 <AO入試Ⅰ>環境理工学部環境デザイン工学科の募集人員を10人→8人に減。その他は変更なし。出願=10月18~20日、試験日=12月3日、合格発表=12月16日  <AO入試Ⅱ>実施内容に変更なし。出願=10月18~20日、試験日=12月3日、最終合格発表=2月6日 <物理チャレンジ>実施内容に変更なし。出願=10月18~20日、合格発表=12月6日 <マッチングプログラムコース>実施内容に変更なし。出願=10月4~6日、試験日=10月29・30日、合格発表=11月16日
  • ■愛媛大 (1)法文学部=AO入試Ⅰ・Ⅱとも実施内容に変更なし。AOⅠの特別コースは8月23日で出願を締め切った。AOⅠ=出願11月1~7日、試験日=11月20日、合格発表=12月2日、AOⅡ=出願11月1~7日、試験日=12月17日、合格発表=12月3日、(2)教育学部=AO入試Ⅱの実施内容に変更なし。出願=11月1~7日、試験日=11月20日、合格発表=2月3日、(3)理学部=実施内容に変更なし。出願=12月12~16日、試験日=1月28日、合格発表=2月3日、(4)農学部=AO入試Ⅱの実施内容に変更なし。出願=12月12~16日、試験日=1月28日、合格発表=2月3日
  • ■九州大 <AO入試Ⅰ>実施内容に変更なし。出願=9月26~30日、試験日=12月3日、合格発表=12月16日
    <AO入試Ⅱ>実施内容に変更なし。出願=11月14~18日、試験日=1月28日、合格発表=2月7日
    <21世紀プログラム>実施内容に変更なし、日程はAOⅠに同じ。
  • ■佐賀大 実施内容は前年どおり。出願は8月18日に締め切った。
  • ■長崎大 <AO入試Ⅰ>実施学部・学科、募集人員、実施内容は前年どおり。出願=9月5~9日、2次=10月8日、合格発表=10月24日 <AO入試Ⅱ>実施学部・学科、募集人員、実施内容は前年どおり。出願=11月15~21日(歯学部=9月16~26日)、2次=医1月20日、薬1月19日、歯11月12・13日、工1月24日、合格発表=2月5日
  • ■鹿児島大 実施学部・学科、募集人員、実施内容は前年どおり。理学部=出願10月17~19日、試験日=11月23・24日、合格発表=12月9日 水産学部=出願10月3~5日、試験日=10月27日、合格発表=11月18日

推薦入試情報

~国立大:2012推薦入試の新規・変更情報~

弊社の全国版「推薦入学年鑑」は各高校に9月初旬に配布したが、国立大の新規実施、成績基準・募集人員・選考方法等の主な変更点をまとめてお伝えする。

(1)新規実施
  • ■東京外語大 言語文化学部(12人‐学部再編)
  • ■東京工大 第一類(10人‐AOから推薦に変更)
  • ■神戸大 経営学部40人、4.0以上、現役のみ
  • ■鳥取大 農学部獣医学科(5人)
  • ■徳島大 工学部生物工学科(工業・農業対象)
  • ■高知大 理学部=グリーンサイエンス人材育成コース(5人)
  • ■熊本大 工学部=数理工学科の推薦2‐(イ)(職業科対象)
  • ■宮崎大 工学部(電子物理工・電機システム工・情報システム工)でCT(数学のみ)を課す推薦を導入
  • ■鹿児島大 共同獣医学部(3人)
(2)成績基準の変更 (注)×=成績基準なし。
  • ■秋田大 教育文化学部地域科学=×→3.5以上
  • ■山形大 人文学部法経政策=×→4.0以上
  • ■名古屋大 工学部=×→(1)全体4.3以上または(2)全体4.0以上で数理各4.5以上
  • ■宮崎大 農学部応用生物科学科=×→4.3以上
(3)募集人員・選考方法等の変更
  • ■旭川医科大 医学科のCTを5-8から5-7へ変更
  • ■茨城大 農学部=選考法に小論文を追加
  • ■筑波大 医学類の募集人員で一般枠=35→36人、地域枠=7→9人へ増員
  • ■一橋大 商学部のCT=6-7から5-7へ変更
  • ■信州大 (1)医学科=13→15人へ増員、(2)農学部食糧生産科学科=10→12人へ増員、推薦人数制限を撤廃
  • ■名古屋大 工学部=小論文を廃止してCT併用
  • ■名古屋工大 機械工の女子推薦=筆記試験(数学・物理)を追加
  • ■滋賀医科大 医学科の地域枠=8→13人へ増員、推薦人数制限を撤廃
  • ■大阪教育大 学校教育(中学保体)=CTを5-5へ軽減
  • ■奈良教育大 (1)一般推薦=教科教育(保体中学)のCTを3-3に軽減、(2)地域推薦=14→15人へ増員
  • ■山口大 医学科の山口県枠=7→9人へ増員
  • ■琉球大 生涯教育(生涯健康教育)のCTを5-6へ変更

◆公立大:2012推薦入試の新規・変更情報

ここでは公立大の2012推薦入試の新規実施、成績基準・募集人員・選考方法等の主な変更情報をまとめてお伝えする。

(1)新規実施
  • ■青森県立保健大 栄養学科で県外枠(2人)を新設
  • ■高崎経済大 東日本大震災被災者支援特別推薦を導入(各学部若干名)。出願=11月1~7日
  • ■滋賀県立大 工学部で専門課程推薦を導入
  • ■大阪府立大 7学部を4学域13学類に再編。うち3学域9学類で実施
  • ■鳥取環境大 環境・経営の2学部新設。各学部55人募集で3.5以上
  • ■広島県立大 (1)情報科学部医用情報科学科(新設)で実施、(2)芸術学部美術学科(彫刻)で自己推薦導入(3人)
(2)成績基準の変更
  • ■静岡文化芸術大 国際文化学科で出願資格を「全体3.8以上で外国語4.3以上」に一本化
  • ■愛知県立大 国語国文=×→国語4.0以上、歴史文化=×→国英の平均が3.8以上、教育福祉=×→3.9以上
  • ■三重県立看護大 一般=3.8→4.0以上、地域=3.8→4.5以上(各主要5教科)
  • ■新見公立大 看護=4.0→撤廃
  • ■名桜大 国際学群=一般3.5→3.6以上、専門・北部3.3→3.6以上、人間健康学部(スポーツ健康)=一般3.5→3.6以上、北部3.3→3.6以上
(3)募集人員・選考方法等の変更
  • ■福島県立医科大 医学部県内特別枠=7→12人へ増員、看護学部=25→30人へ増員
  • ■群馬県立県民健康科学大 1校からの推薦人数=2→3人へ増
  • ■山梨県立大 人間福祉学部=1校からの推薦人数を2→3人へ増
  • ■名古屋市大 薬A・経済B・芸術工B・看護Bで1校からの推薦人数制限を撤廃(BはCT併用型)
  • ■奈良県立医科大 看護学科=25→30人へ増員
  • ■福岡女子大 環境科学科のみ推薦人数を制限(1校2名以内)

ニュースフラッシュ

~弊社緊急調査「東日本大震災被災者に対する支援制度」のご報告~

弊社では2012年度入学予定の東日本大震災被災者に対する全大学・短大の支援制度について緊急調査を実施。7月末現在の調査結果の概要をご報告しておきたい。

 

  • ■回答数 853校/1,172校(回答率72.8%
  • ■支援を実施する大学・短大 263校(30.9%)
    *大学数=197校(国立23校、公立10校、私立164校‐制度新設113校、既存制度利用92校、両制度利用8校)
    *短大数=66校(公立3校、私立63校‐制度新設36校、既存制度利用33校、両制度利用3校)
  • ■実施を検討中の大学・短大 230校(27.0%)
  • ■実施しない大学・短大 360校(42.2%)

各種の支援を実施する大学・短大は東日本を中心に全国にわたっている。ここでは支援の区分ごとに実施状況の概要をご紹介しておく。入学金・授業料等の支援については、当然ながら各大学ごと被災状況に応じて基準を定めているので、弊社WEBの該当大学・短大の資料を入試して検討してほしい。

 

  • (1)被災者対象の特別入試を実施 大学13校、短大6校
  • (2)通常の入試に特別合格枠を設定 大学4校、短大2校
  • (3)入学検定料支援を実施 大学88校、短大25校
  • (4)入学金の支援を実施 大学69校、短大27校
  • (5)授業料等の学費支援を実施 大学61校、短大24校
  • (6)生活費支援を実施 大学9校、短大3校
  • (7)学生寮等の居住支援を実施 大学11校、短大8校
  • (8)その他の支援を実施 大学16校、短大5校

すでに文部科学省も被災家庭の進学希望者に対する経済支援制度を公表しており、大学・短大独自の支援制度と併せて活用することにより、多くの受験生が救済される見通しだ。

【連載コラム】AO・推薦入試基礎講座

~AO入試(6):AO入試に向く生徒の個性・資質のチェック~

受験生にとってメイン入試は一般入試、次いで推薦入試である。AO入試は一般・推薦入試と比較すると、まだ受験市場は小さいが、その出願者数は年を追うごとに増加傾向にあり、進路指導部を相談に訪れる生徒も増えているだろう。

その際、進路指導側は国公立・私立それぞれのAO入試の現状・特質を十分に把握していないと適切な対応は望めない。その上で、個々の生徒の個性・適性・能力等とAO入試のマッチングを考えねばならない。

ここでは、どのような生徒がAO入試に向くか、(1)共通事項、(2)国公立大、(3)私立大の3つに分けて考察しておこう。

(1)共通事項

まず志願理由書、自己推薦書、活動報告書等の提出書類を通して、自分の進学目的や適性・能力・意欲等を明確に大学側へアピールできる内容性(学習・課外活動・取得資格など)と表現力を備えていることが大切になる。とりわけ志望校の教育・研究や卒業後の進路状況に関する十分な理解と、生徒自身との適合性を認識しているかどうかがカギになる。

次に大多数の大学では、面接によって学力水準や適性・能力を判定する。面接の場で、明快に応答できる能力が不可欠になるので、応答・対話を苦手とする受験生にはAO入試は余り向かず、積極的に発言・対話・討論のできる生徒が望ましい。

第三に、大学側が設定している「求める人物像」と生徒の適合性を十分に検証することが大切になる。明らかに学究型や高度専門職業人の候補を求めるタイプのAO入試に、それらへの志向が希薄な生徒を送り込んでも徒労に終わる。近年は各大学とも綿密にアドミッションポリシーを明示しているので注意したい。

(2)国公立大

成績基準の有無にかかわらず、できる限り高学力層が適している。特に専攻教科に関連する成績基準は、高い方がよい(最低でも4.3以上)。募集枠が小さい学部・学科が多いので、調査書の学習記録は合否判定で重要になる。

CT併用型では、過去の該当校の入試データを調べて、合格者の平均点か、悪くても受験者の平均点以上の得点を見込める学力が必要になる。言うまでもなく、医・歯・薬学系では70~80%以上の得点力が見込めないと合格は難しい。CTの予測得点ラインが出願を左右する。

また、面接や小論文に対応できる力も不可欠で、いわゆる受験勉強にはさして身を入れていなくても、個性的・自主的な学習・研究活動には熱中するタイプなら、AO入試は最適の受験ルートといえるだろう。国公立大では学問領域への適性、資質がきわめて重視される。

(3)私立大

私立大で最も基本的なことは、専願区分のいかんに関わらず、第1志望としての入学熱意になる。生徒が志望校を十分研究した上で、入学を希望しているかどうかが前提条件で、単に早期合格を確保したいという動機なら、再考を促す必要がある。

私立大のAO入学者比率が10%を超えた今日、私立大におけるAO入試は高度人材発掘型、高学力型、課外活動型、有資格型、入学熱意型など様々に多様化しているが、各タイプに向く生徒の個性、能力、資質等の判断はさほど困難ではない。各大学のアドミッション・ポリシーに沿って、各選考パターンへの適性をチェックすればよい。一般入試に対応できる学力を備えていなくても、生徒の目的志向やふだんの学習姿勢次第で私立大AO入試の門戸は広く開かれていく。

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