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AO・推薦入試エクストラ6月25日号

西日本地区私立大:2013AO入試新規実施速報

AO入試情報

◆西日本地区私立大:2013AO入試新規実施速報

このほど弊社では西日本地区の私立大が実施するAO入試の調査をあらかた終了したので、新たに実施するケースを速報でご紹介する。

■金沢星稜大
人間科学部スポーツ学科‐若干
■岐阜医療科学大
全学科‐各2人(1浪まで可)
■名古屋外国語大
発信コミュニケーション型=日本語学科‐若干(適性検査として国語の言語知識と文章表現)
■名古屋学芸大
管理栄養‐16人(3.2以上、適性検査=国語・化学・生物)、ヒューマンケア学部子どもケア学科‐計22人(3.2以上、適性検査<国語>と小論文)
■名古屋商科大
事業承継入試=経営学部(3.2以上、1浪まで可)
■鈴鹿国際大
オープンキャンパス参加型=国際学科‐12人
■京都文教大
臨床心理学部教育福祉心理学科‐8人(*2013年度新設)
■京都精華大
ポピュラーカルチャー学部‐62人(*2013年度新設、ワークショップ等で選考)、マンガ学部マンガ学科のギャグマンガ・キャラクターデザインコース(*2013年度新設)
■京都橘大
健康科学部理学療法学科‐3人(現役、3.5以上)、心理学科‐5人(現役、3.0以上)
■藍野大
臨床工学科‐若干
■大阪経済法科大
AO入試3期‐経済・法学部各若干
■大阪産業大
アスリートAO入試=スポーツ健康学科‐10人(前期で実施)、鉄道工学AO入試=交通機械工学科‐5人
■大阪行岡医療大
理学療法学科‐若干
■関西医療大
臨床検査学科‐2人(*2013年度新設)
■太成学院大
AO入試‐高校生活重視型=全学部学科-各若干
■桃山学院大
経済学科中国ビジネスキャリアコース‐若干(スタンダード型)、リーダーシップ型=全学部‐計25人(一部の学科・コースは若干)
■関西学院大
経済学部=英語能力重視型(英検準1級以上等)
■神戸学院大
人文学部=吹奏楽AO入試‐3人
■神戸国際大
3期-経済経営学科3人、都市環境・観光学科2人
■吉備国際大
社会科学部経営社会学科(*2013年度新設)
■広島国際学院大
工学部=食農バイオ・リサイクル学科、生産工学科(*2013年度新設)
■広島国際大
総合リハビリテーション学部リハビリテーション支援学科=中期会場課題方式‐各専攻2人、保健医療学部医療技術学科救急救命学専攻‐2人、後期=医療経営・医療福祉(医療福祉学科)・心理科学部
■広島修道大
法学部法律学科=芸術・文化実績方式‐5人(3.5以上、1浪まで可)、人間環境学部=レポート方式(3.5以上、1浪まで可)
■四国学院大
体験型=文学部
■西日本工業大
デザイン奨学生選抜=デザイン学科(専門科・コース対象)
■熊本学園大
商学部ホスピタリティ・マネジメント学科‐3人(3.0以上、現役)
■立命館アジア太平洋大
総合評価方式=アジア太平洋学部‐85人、国際経営学部‐35人(筆記は小論文)
■沖縄大
福祉文化学科健康スポーツ福祉専攻=1期‐5人

◆西日本地区私立短大:2013AO入試新規実施速報

このほど弊社では西日本地区の私立短大が実施するAO入試の調査をあらかた終了したので、新たに実施するケースを速報でご紹介する。

■仁愛女子短大
生活科学科生活情報専攻‐8人(3.0以上)
■愛知学泉短大
生活デザイン総合学科=中期‐7人
■近畿大学豊岡短大
こども学科‐若干(事前面談後に出願。書類・小論文・面接で選考)
■和歌山信愛女子短大
生活文化学科食物栄養専攻‐5人(2.7以上)
■川崎医療短大
臨床検査学科・放射線技術学科‐各5人(後期で実施)
■山陽学園短大
食物栄養学科‐若干
■四国大学短大部
体験型=全学科
■徳島工業短大
自動車工業学科‐*募集人員は特に定めず

(注)短大としての新規実施校は、近畿大学豊岡短大、徳島工業短大の2校

推薦入試情報

◆西日本地区私立大:2013推薦入試新規実施速報

このほど弊社では西日本地区の私立大が実施する推薦入試(公募制)の調査をあらかた終了したので、新たに実施するケースを速報でご紹介する(募集人員で*印は指定校制を含む)。

■金城大
作業療法学科=一般・スポーツ‐*10人(3.5以上)
■浜松学院大
奨学生推薦(特別修学支援)=子どもコミュニケーション学科‐5人(3.2以上)、地域共創学科‐5人(3.0以上)
■愛知学院大
経済学部経済学科‐公募A10人(3.3以上)、公募B29人、専門課程‐3人(*2013年度新設)
■愛知工業大
一般=経営学部スポーツマネジメント学科‐*10人
■金城学院大
芸術型=文学部音楽芸術学科‐5人(*2013年度新設)
■名古屋外国語大
国際教養学科=一般25人、英語等有資格型5人、国際社会志向型5人(*2013年度新設)、発信コミュニケーション型=日本語学科‐若干
■名古屋学芸大
自己推薦=管理栄養学部16人、ヒューマンケア学部‐計22人(各3.2以上)
■人間環境大
専門課程(農業高校特別推薦)
■名城大
工学部=応用化学科‐*19人、メカトロニクス工学科‐*24人(*2013年度新設)
■京都精華大
ポピュラーカルチャー学部‐33人(*2013年度新設)、マンガ学部マンガ学科のギャグマンガ・キャラクターデザインコース(*2013年度新設)
■京都橘大
健康科学部心理学科=特技推薦
■京都文教大
臨床心理学部教育福祉心理学科‐募集人員は未定(*2013年度新設)
■藍野大
一般C日程=全学科‐計15人(3.5以上)
■大阪学院大
有資格者=全学部‐計92人(3.0以上)
■大阪産業大
自己推薦=人間環境学部スポーツ健康学科‐5人(3.5以上)
■大阪商業大
資格公募推薦=全学部‐計40人
■大阪行岡医療大
理学療法学科‐40人(3.2以上、1浪まで可)
■関西医療大
臨床検査学科‐*24人(*2013年度新設)
■関西福祉科学大
課外活動(特別推薦)=社会福祉・健康福祉学部‐各若干(3.0以上)
■関西外国語大
英米語学科小学校教員コース=一般10人(*2013年度新設)、スポーツ(特技S方式)=国際言語コミュニケーション学科‐若干(女子駅伝が対象)
■摂南大
看護学部=一般A18人・B7人、専門2人(3.3以上)
■太成学院大
A日程中期=全学部‐計17人
■阪南大
経済学部=スポーツ特別‐若干
■桃山学院大
課外活動(小論文型)=全学部‐各若干
■兵庫大
栄養マネジメント学科=スポーツ‐若干、看護学科=吹奏楽推薦‐若干
■吉備国際大
社会科学部経営社会学科=一般A・B‐計8人(*2013年度新設)
■広島工業大
専願推薦=全学部‐各学科2人
■広島国際大
総合リハビリテーション学部リハビリテーション支援学科‐16人、リハビリテーション学科‐8人、医療福祉学部医療福祉学科保育学専攻‐10人(*各2013年度新設、専門課程推薦も実施)
■広島修道大
指定資格方式=経済科学部(3.8以上、現役のみ)
■松山大
経営学部=一般専願型‐15人(4.4以上)、経営学部=有資格者専願型‐15人(4.0以上)
■沖縄キリスト教学院大
課外活動(特別推薦)=英語コミュニケーション学科(3.1以上)

◆西日本地区私立短大:2013推薦入試新規実施速報

このほど弊社では西日本地区の私立短大が実施する推薦入試(公募制)の調査をあらかた終了したので、新たに実施するケースを速報でご紹介する。

■南山大学短大部
自己推薦(総合学習力重視型)=英語学科‐6人(総合的な基礎学力と自ら考え能動的に学ぶ態度を身につけた女子)
■名古屋柳城短大
推薦BⅡ型=保育学科‐25人(国語基礎学力テストを課す)
■京都経済短大
奨学生(特待選抜)=経営情報学科‐5人(4.1以上)
■沖縄キリスト教学院短大
課外活動(特別推薦)=英語学科(3.1以上)

(注)私立短大については大きな変動はなく、ほぼ前年並みの実施状況となっている。

ニュースフラッシュ

◆文部科学省:国立大の広域再編を促進する方針

国立大は法人化前の2002年には101校あったが、少子化などを背景に統廃合が進み、現在は86校となっている(ただし学部数が減少したわけではない)。この数年は統廃合の動きがなかったが、このほど文部科学省は、1つの国立大学法人が複数の国立大を運営できる制度導入の本格的な検討を始めた。民間の持ち株会社と類似した「アンブレラ(傘)方式」で、都道府県境を越えて、教員養成系など同分野の大学や、所在地の近い大学のグループ化を促す方針だ。

国立大は、国から独立した自主的な運営を目指し、2004年に法人化された。この法人法では、大学間の競争を促す趣旨で「1大学1法人」と定めているので、文部科学省は関連法の改正準備に着手している。年度内に基本方針を策定し、2013年夏をめどに具体案をまとめ、2014年の通常国会に改正案を提出する方向だ。

アンブレラ方式のメリットとして、文部科学省は人事・労務管理や物品購入などの事務集約による効率上昇を見込むが、導入の判断は大学次第で、同省が決定するわけではない。だが、現行では学長と法人理事長の兼職が義務づけられている点も改正され、教育・研究と経営の分離ができるようになる。アンブレラ方式の導入で、国立大の数を減らさずに再編することも可能になる。

現在、アンブレラ方式が認められている公立大で、法人化している60校のうち、同一法人が運営しているのは、石川県立大・同県立看護大、愛知県立大・同県立芸術大、京都府立医科大・同府立大の3例のみ。その関係者の間では、「屋上屋を重ねるだけ。必ずしも経費削減にはつながらない」との声もある。再編によって、真に個性があり、新たな社会的役割を担う、新しい大学を創造するヴィジョンを描くことが大切だろう。場合によっては、国立と公立の合体が有効になる地域もあるはずだ。

【連載コラム】AO・推薦入試基礎講座

◆一般推薦・ユニーク推薦の比較と動向

公募制推薦入試の原流は、学校長推薦に基づいて、学業成績や人物、適性、能力等が各校の定める基準に達している者を選抜する一般推薦である。

原則として、国公立大は出願要件として成績基準を示すが、私立大の場合、大学によって異なり、全般的にみると東日本は出願要件として評定平均値を用い、西日本は合否判定(点数化など)に用いる傾向が目立っている。

さらに近畿地区では公募推薦入試といっても、学校長の推薦書を要しないケースが、龍谷大、摂南大などかなりの数にのぼる。さりとて自己推薦書はいらず、調査書の提出をもって推薦書に代えるため、弊社の「推薦入学年鑑」ではこれらも「一般推薦(公募推薦)」と表記している。私立大では一部で推薦入試の大原則が崩れ始めているとみることもできる。

一方、ユニーク推薦だが、国公立大ではまだ依然として低調なものの、徐々に増加してはいる。医学・医療・教員養成課程における地元枠推薦、地域推薦をはじめ、経済・商学・工学・農学系で導入されている専門・総合学科対象は、いわゆる専門課程推薦に相当する。教員養成の保健・体育分野で、スポーツ活動実績を条件としているケースは、スポーツ推薦とみなすこともできよう。

明確に女子推薦という入試名称を用いるのは名古屋工大機械工のみ、スポーツ推薦は和歌山大経済のみである。自己推薦は、大阪府立大教育福祉、広島市立大美術(彫刻)など公立大の一部に限られる。

それに対して、私立大のユニーク推薦は多彩で、しかも実施校がきわめて多い。スポーツ推薦、有資格者推薦、課外活動推薦を本流としながら、近年は自己推薦、専門課程推薦が大幅に増加し、多様化の一途をたどっている。

もう1つ特筆すべきは、一般推薦を実施しない有名私立大群も、このユニーク推薦はほとんど実施しているという点だろう。具体例をあげると、慶大文は自己推薦、上智大は6学部で有資格者推薦、明治大は商・農・文の3学部、早稲田大は社会科学・教育・スポーツ科学部で自己推薦を実施する。ただ、これらユニーク推薦をAO入試へ転換するケースもあり、毎年変動するので、最終的には弊社の「推薦入学年鑑」で確認してほしい。

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