1. エイビ進学ナビTOP
  2. AO・推薦入試エクストラ(エイビ教育ニュースフラッシュ)
  3. >11月25日号

AO・推薦入試エクストラ11月25日号

28年12月以降でエントリー・出願の間に合う2017AO入試(1)私立大東日本

AO入試情報

◆28年1月以降で出願の間に合う2016AO入試(1)私立大東日本

28年12月以降でエントリー・出願の間に合う2017AO入試(1)私立大東日本  私立大のAO入試は、8月~11月の4か月間でほぼ終了しているが、出願が本年12月以降でまだ出願準備が間に合う私立大もかなり残っているので、今号では該当する東日本の主な大学・学部をご紹介する(募集人員・出願期間等の詳細は弊社のAO入試年鑑を参照してほしい)。なお、次号では西日本の私立大情報をお伝えする。

<北海道>
旭川大=経済・保健福祉(経済はAOスポーツ入試含む)、星槎道都大=社会福祉・経営・美術、千歳科学技術大=理工、苫小牧駒澤大=国際文化、函館大=商、北翔大=教育文化・生涯スポーツ、北海道医療大=歯・看護福祉
<東北地区>
青森大=総合経営・ソフトウェア情報・社会・薬、八戸学院大=ビジネス・人間健康、八戸工業大=工・感性デザイン、弘前学院大=文・社会福祉、仙台大=体育、東日本国際大=経済情報・福祉環境、福島学院大=福祉
<茨城県>
筑波学院大=経営情報
<栃木県>
足利工業大=工、宇都宮共和大=シティライフ・子ども生活、作新学院大=経営・人間文化、文星芸術大=美術
<群馬県>
関東学園大=経済、桐生大=医療保健、上武大=ビジネス情報、高崎商科大=商
<群馬県>
関東学園大=経済、上武大=ビジネス情報、高崎商科大=商
<埼玉県>
浦和大=総合福祉・こども、共栄大=国際経営、埼玉学園大=人間・経済経営、埼玉工業大=工・人間社会、十文字学園女子大=人間生活、城西大=経済・現代政策・経営・理(化学)・薬、尚美学園大=芸術情報・総合政策、駿河台大=法・経済経営・メディア情報・現代文化・心理、聖学院大=政治経済・人文・人間福祉、西部文理大=サービス経営、東京国際大=商・経済・言語コミュニケーション・国際関係・人間社会、東邦音楽大=音楽、日本工業大=工、日本保健医療大=保健医療、日本薬科大=薬、人間総合科学大=人間科学・保健医療、平成国際大=法、武蔵野学院大=国際コミュニケーション、ものつくり大=技能工芸
<千葉県>
愛国学園大=人間文化、植草学園大=発達教育・保健医療(理学療法)、江戸川大=社会・メディアコミュニケーション、川村学園女子大=文・教育・生活創造、国際武道大=体育、敬愛大=経済・国際、淑徳大=総合福祉・コミュニティ政策・教育・看護栄養・人文・経営、城西国際大=経営情報・国際人文・福祉総合・薬・メディア・観光・環境社会・看護、聖徳大=児童、文、心理福祉、人間栄養、音楽、清和大=法、千葉経済大=経済、千葉商科大=商経・政策情報・サービス創造・国際教養、中央学院大=商・法、東京情報大=総合情報、明海大=外国語・経済・不動産・ホスピタリティツーリズム・歯、麗澤大=経済

◆28年12月以降で出願の間に合う2017AO入試(1)私立大東日本(続)

ここでは東日本の私立大のうち、出願が本年12月以降でまだ出願準備が間に合う東京都・神奈川県・山梨県・長野県・新潟県の主な大学・学部をご紹介する(募集人員・出願期間等の詳細は弊社のAO入試年鑑を参照してほしい)。

<東京都>
上野学園大=音楽、嘉悦大=経営経済・ビジネス創造、杏林大=総合政策・外国語、国士舘大=文・理工・21世紀アジア、駒沢女子大=人文、産業能率大=情報マネジメント、多摩大=経営情報・グローバルスタディーズ、高千穂大=商・経営・人間科学、帝京科学大=生命環境・医療科学・教育人間科学、東京有明医療大=保健医療、東京医療保健大=医療保健(医療情報)、東京家政学院大=現代生活(健康栄養以外)、東京経済大=全学部(スカラシップ入試)、東京工芸大=工・芸術、東京純心大=現代文化、東京女子体育大=体育、東京成徳大=人文・応用心理(福祉心理、健康・スポーツ心理)、東京農業大=生物産業、東京富士大=経営、東洋学園大=グローバルコミュニケーション・人間科学・現代経営、日本女子体育大=体育(アスリートAO)、日本体育大=体育(トップアスリートAO入試)、日本文化大=法(公務員志望AO)、ヤマザキ学園大=動物看護、立正大=地球環境科学・仏教
<神奈川県>
相模女子大=学芸・人間社会、松蔭大=経営文化・コミュニケーション文化・観光メディア文化、湘南工科大=工、昭和音楽大=音楽、洗足学園音楽大=音楽、田園調布学園大=人間福祉・子ども未来、桐蔭横浜大=法・スポーツ健康政策、横浜商科大=商、横浜創英大=こども教育、横浜美術大=美術
<甲信越地区>
山梨学院大=法・現代ビジネス・経営情報、山梨英和大=人間文化、松本歯科大=歯、敬和学園大=人文、長岡大=経済経営、新潟経営大=経営情報・観光経営、新潟工科大=工、新潟産業大=経済、新潟薬科大=応用生命科学

推薦入試情報

◆12月下旬~1月で出願の間に合う国公立大セ試併用型の2016推薦入試

国公立大でセ試を課さない推薦入試は、あらかた11月中に終了する。しかし、セ試併用型では28年12月上旬~29年1月の出願設定が相当数あり、まだ準備の間に合うケースがある。それらの主な大学・学部と募集人員(カッコ内は出願期間)をまとめてご紹介しておく(詳細は弊社の推薦入学年鑑を参照してほしい)。

<国立大>

■小樽商科大
商昼=90人(1月12日~19日)
■室蘭工業大
工昼=84人(1月19日~24日)
■岩手大
農(共同獣医)=3人(12月13日~15日)
■秋田大
教育文化=16人、医=医44人・保健31人、理工=44人、国際資源=13人(12月14日~20日)
■山形大
理=32人、工=24人(1月16日~20日)
■宇都宮大
農=農業環境工4人・森林科学4人(1月16日~20日)
■東京外国語大
言語文化=12人(1月10日~18日)
■東京医科歯科大
医=医4人(地域特別枠‐1月17日~24日)
■東京工業大
第1類=理学院・情報理工学院10人(12月15日~19日)
■東京農工大
農=32人(1月13日~19日)
■一橋大
商=15人(1月23日~27日)
■横浜国立大
理工(化学・生命系)=25人(1月16日~20日)
■山梨大
医=医35人(12月12日~16日)
■信州大
工=59人(12月19日~26日)
■上越教育大
学校教育50人(12月12日~16日)
■金沢大
人間社会=55人、医=医27人・保健12人(12月15日~21日)
■福井大
教育=28人、医=30人、国際地域=10人(12月12日~16日)
■岐阜大
教育=14人、地域科学=10人、工=41人、応用生物科学=24人(12月12日~14日)医=医43人(1月21日~23日)
■静岡大
人文社会科学昼=59人、人文社会科学夜=35人、教育=61人、情報=19人、理=35人、工=56人、農=40人(1月23日~27日)
■愛知教育大
教育=132人(1月16日~20日)
■名古屋大
法=45人、経済=40人、教育=10人、情報=22人、理=50人、医=医12人・保健74人、工=66人、農=40人(1月17日~20日)
■名古屋工業大
<一般推薦>工1部‐高度工学教育‐生命・応用化学、物理工、情報工=50人、創造工学教育=15人(1月17日~20日)
■三重大
教育(学校‐理科・家政)=7人、医=医40人・看護25人(12月15日~20日)、人文(推薦C‐法律経済)=10人(1月16日~20日)
■神戸大
海事科学=3人(12月9日~15日)、国際人間科学=10人、経済=70人、経営=40人(12月12日~16日)、医(地域特別枠)=医10人(1月17日~25日)
■兵庫教育大
学校教育=58人(12月9日~16日)
■奈良女子大
理=20人、生活環境=28人(12月15日~22日)
■和歌山大
教育(一般枠)=20人、システム工=35人(1月5日~10日)
■鳥取大
医=医20人・保健35人、農=共同獣医5人(12月12日~16日)地域=8人、医(生命科学)=8人、工=22人、農=生命環境農40人(1月17日~20日)
■島根大
総合理工=30人(1月16日~20日)
■岡山大
経済昼=40人、歯=10人(1月16日~20日)
■山口大
人文=30人、教育=10人、医=医37人・保健18人、工=55人、共同獣医=3人(12月13日~15日)
■徳島大
総合科学=45人、歯=15人、薬=10人、理工昼=160人、医=医42人・医科栄養10人・保健33人、生物産業資源=22人(1月17日~20日)
■鳴門教育大
学校教育=13人(12月12日~16日)
■香川大
法昼=30人、経済昼=47人、工=26人(1月16日~20日)
■愛媛大
工=41人(12月12日~16日)
■高知大
教育=25人、農林海洋科学=39人(1月17日~20日)
■九州工業大
工=13人、情報工=10人(1月18日~23日)
■佐賀大
理工=39人(1月16日~23日)
■長崎大
医=42人、環境科学=16人(12月12日~16日)
■熊本大
教育=43人、医=医20人・保健21人、薬=20人、工=91人(1月16日~19日)
■宮崎大
医=医20人(一般枠‐12月2日~6日
■鹿児島大
法文=82人、教育=16人、医=医17人、歯=5人、共同獣医=3人、工=52人(1月17日~19日)
■琉球大
工=一般56人・専門12人(11月28日~12月6日)

◆12月~1月で出願の間に合う国公立大セ試併用型の2017推薦入試

ここでは本年12月~1月でまだ出願の間に合う公立大のセ試併用型の情報をご紹介する(詳細は弊社の推薦入学年鑑を参照してほしい)。

<公立大>

■札幌医科大
医=医35人(12月1日~5日)
■秋田県立大
特別推薦→システム科学技術=18人(12月5日~16日)、推薦C→生物資源科学=14人、システム科学技術=21人(1月4日~11日)
■宮城大
看護=24人、事業構想=40人、食産業=28人(1月17日~24日)
■福島県立医科大
医=医40人(12月15日~21日)
■高崎経済大
経済=30人、地域政策=45人(1月4日~11日)
■横浜市立大
国際総合科学=50人(1月10日~20日)
■都留文科大
文=初等教育15人・比較文化15人・社会(現代社会)10人(1月10日~23日)
■岐阜県立看護大
看護=10人(1月16日~20日)
■岐阜薬科大
薬=18人(1月16日~20日)
■静岡県立大
国際関係=12人、薬=20人(1月17日~23日)
■愛知県立大
外国語=43人、看護=25人(1月17日~23日)
■名古屋市立大
医=医27人、薬=24人、経済=30人、芸術工=12人、看護=37人(1月16日~20日)
■三重県立看護大
看護=地域推薦C5人(1月23日~26日)
■京都府立医科大
医=医7人(1月18日~23日)
■大阪市立大
医=看護10人、生活科学=28人(12月14日~20日)、商=6人(1月16日~20日)
■大阪府立大
現代システム科学=47人、生命環境科学=24人(1月17日~19日)
■兵庫県立大
経済=商業科等推薦5人(1月4日~11日)
■奈良県立医科大
医=医38人(12月13日~16日)
■和歌山県立医科大
医=21人(12月14日~20日)
■新見公立大
看護=12人(1月16日~20日)
■高知工科大
推薦特待生→全学群=若干、環境理工=5人(12月12日~16日)
■宮崎公立大
国際文化=20人(1月16日~23日)

ニュースフラッシュ

◆29年4月開設の大学・学部・学科等の認可状況

文科省は8月と10月の2回、開設認可の申請のあった件について、判定を可(認可)とする結果を公表した。大学の新設は5校で、すべて医療系。また医学部の開設が認可された点が特筆される。認可状況は次のとおりであった。


(1)8月26日公表分

<大学を設置するもの>4校

■北海道千歳リハビリテーション大学
健康科学部=リハビリテーション学科(理学療法学専攻80・作業療法学専攻30)
■岩手保健医療大学
看護学部=看護学科80
■福井医療大学
保健医療学部=リハビリテーション学科(理学療法学専攻50・作業療法学専攻40・言語聴覚学専攻30)、看護学科60
■福岡看護大学
看護学部=看護学科100

<短期大学を設置するもの>1校

■東京歯科大学短期大学
歯科衛生学科50

<学部を設置するもの>16校

■岩手医科大
看護学部=看護学科90
■国際医療福祉大
医学部=医学科140(千葉県成田市)
■平成国際大
スポーツ健康学部=スポーツ健康学科100
■開智国際大
教育学部=教育学科(初等教育専攻48・中等教育専攻24)
■秀明大
看護学部=看護学科80
■東京情報大
看護学部=看護学科100
■津田塾大
総合政策学部=総合政策学科110
■北陸大
保健医療学部=医療技術学科60
■松本大
教育学部=学校教育学科80
■中部学院大
スポーツ健康科学部=スポーツ健康科学科80
■日本福祉大
スポーツ科学部=スポーツ科学科180
■鈴鹿大
こども教育学部=こども教育学科(幼児教育学専攻40・養護教育学専攻40)
■京都産業大
現代社会学部=現代社会学科300、健康スポーツ社会学科100
■京都ノートルダム女子大
現代人間学部=福祉生活デザイン学科70、心理学科100、こども教育学科70
■大阪歯科大
医療保健学部=口腔保健学科70、口腔工学科30
■久留米大
人間健康学部=総合子ども学科50、スポーツ医科学科70

<短期大学の学科を設置するもの>1校

■東京経営短大
こども教育学科60

<学部の学科をを設置するもの>6校

■札幌保健医療大
看護学部=栄養学科80
■仙台大
体育学部=子ども運動教育学科40
■流通経済大
スポーツ健康科学部=スポーツコミュニケーション学科100
■朝日大
保健医療学部=健康スポーツ科学科120
■愛知淑徳大
健康医療科学部=健康栄養学科80
■聖カタリナ大
人間健康福祉学部=看護学科80

(2)10月26日公表分

<大学を設置するもの>1校

■一宮研伸大学
看護学部=看護学科80(愛知きわみ看護短大は募集停止)

<短期大学を設置するもの>1校

■ユマニテク短期大学
幼児教育学科100

<学部を設置するもの>3校

■いわき明星大
看護学部=看護学科80
■中央学院大
現代教養学部=現代教養学科100
■広島修道大
健康科学部=心理学科80、健康栄養学科80

<学部の学科をを設置するもの>2校

■日本保健医療大
保健医療学部=理学療法学科80
■松蔭大
コミュニケーション文化学部=子ども学科48

【連載コラム】AO・推薦入試基礎講座

◆推薦入試(8):国公私別・学部系統別実施状況と動向

国公立大で推薦入試を実施する学部系統には、例年、大きな変動はない。それに対し、新増設・学部改組などが活発な私立大では、数年間で実施構図が大きく変化することがある。国公私立それぞれの実施学部の状況を弊社の2017年度に関する独自統計(公募制・昼間部)でみてみよう(複合領域の学部は複数扱い)。

<国立大>

まず推薦入試を全く実施しないのは、北海道大、弘前大、東北大、東京芸術大、京都工芸繊維大、九州大の6校、ごく一部の学部でしか実施しないのは、東京外語大、東京工大、一橋大、京都大、大阪大、広島大の6校で計12校。これらの中には推薦入試からAO入試へ全面移行した大学も含まれるが、これら全てが推薦入試を導入しない限り、推薦入試システムそのものが脇役という状況が続くだろう。ただし、2016年度から東京大・京都大、2017年度から大阪大(世界適塾推薦入試)が参入したことでかなり状況は変化する。

2017年度に実施したのは82校中の76校で計298学部。文系の実施学部数は、人文科学27(9.1%)、社会科学52(17.4%)で全体の4分の1程度。理系は理学29(9.7%)、工学52(17.4%)、農・水産30(10.1%)、保健・医療50(16.8%)と豊富で全体の5割強を占める。教育・教員養成も46学部(15.5%)と多い。反面、生活科学は3学部、芸術・体育は9学部と少ない。理系志望の受験生にとって、国立大の推薦入試のメリットは大きく、特に医学系は人気が高い。

<公立大>

推薦入試を実施しないのは京都市芸大、九州歯科大の2校で、84校中82校、199学部で実施する。文系の実施学部数は、人文科学20(10.1%)、社会科学52(26.1%)とかなり多い。理系では保健・医療の56学部(28.2%)が群を抜いて多いのが特徴だが、その中心は看護学部で、医・薬学部は国立大よりかなり少ない。理工学は24学部(12.1%)、農・水産系は8学部(4.0%)で、理系の比重は全体の44%程度。国立大と比べると生活科学系16(8.0%)、芸術・体育系15(7.5%)の2分野が比較的にそろっているという特徴がある。ただし、教育系は8学部(4.0%)だけと少ない。

<私立大>

全私立大578校のうち95.8%にあたる554校が公募制を実施し、完全指定校制は首都圏に集中している。公募・指定校制とも実施しないのは3校のみ。公募制の実施学部数は1,769学部と多く、全系統にわたって実施学部が豊富にそろっている。文系では人文科学291(16.5%)、社会科学544(30.8%)で全体のほぼ5割を占める。これに近年増加した教育系195(11.0%)を加えると全体の約6割となり、私立大の実施構図は国立大とは逆の「文高理低型」となっている。

理系では、この10年余で薬・看護・医療系学部が大幅に増え、保健・医療が289学部(16.3%)となり、理工学の153(8.7%)を大きく引き離している。農・水産は28(1.6%)で国立大より少ない。これら3分野の理系は、全体の27%程度となっている。

その他、私立大では生活科学系114(6.4%)、芸術系80(4.5%)、スポーツ・健康系75(4.2%)の3分野の学部数も豊富で、男女を問わず、推薦入試で多様な受験生を受け入れる基盤が整っている。

AO・推薦入試エクストラ(メールマガジン)お申し込み

株式会社栄美通信編集部が、高等学校の先生方に必要であろうと思われる教育関連のニュースを簡潔にまとめ、AO入試年鑑、推薦入学年鑑の情報なども織り込み、隔週でお届けするメールマガジンです。進路指導や職員会議など、様々な用途にお役立ていただければ幸いです。

メルマガお申し込み