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総合型・推薦型選抜エクストラ12月10日号

私立大:12月下旬~1月以降で出願の間に合う2021学校推薦型選抜

総合型選抜情報

◆西日本私立大:2021年1月以降で出願の間に合う2021総合型選抜(2)

前号の東日本私立大情報に続いて、今号では出願が2021年1月以降でまだ間に合う西日本の主な私立大・学部の総合型選抜情報をご紹介する(募集人員・日程等の詳細は弊社の「総合型選抜年鑑」を参照してほしい)。

<北陸地区>
金沢学院大=文・経済・経済情報・芸術・スポーツ科学・栄養、北陸学院大=人間総合
<東海地区>
岐阜協立大=経済・経営・看護、岐阜女子大=家政・文化創造、中京学院大=経営、東海学院大=人間関係・健康福祉、静岡英和学院大=人間社会、静岡産業大=経営・スポーツ科学、静岡福祉大=社会福祉・子ども、浜松学院大=現代コミュニケーション、愛知産業大=造形・経営、愛知みずほ大=人間科学、岡崎女子大=こども教育、中京大=スポーツ科学(高大接続入試)、同朋大=文・社会福祉、豊橋創造大=経営、名古屋音楽大=音楽、名古屋芸術大=芸術、名古屋商科大=国際・商・経済・経営、名古屋文理大=情報メディア・健康生活(フードビジネス)、日本福祉大=社会福祉、教育・心理、スポーツ科学、健康科学、経済、国際福祉開発、看護、皇學館大=文・教育・現代日本社会(アスリート選考)
<関西地区(1)滋賀・京都・大阪>
京都ノートルダム女子大=国際言語文化・現代人間、種智院大=人文、平安女学院大=国際観光・子ども教育
<関西地区(2)兵庫・奈良・和歌山>
芦屋大=臨床教育・経営教育、大手前大=現代社会・総合文化・建築&芸術・健康栄養・国際看護、関西国際大=経営(スポーツ型)、関西福祉大=社会福祉・教育(スポーツ・吹奏楽特待生)、神戸海星女学院大=現代人間、甲子園大=心理、帝塚山大=文・経済経営・法・心理・現代生活・教育、奈良大=文(国文)・社会、奈良学園大=人間教育・保健医療・看護
<中国地区>
岡山学院大=人間生活(自己推薦型)、岡山商科大=法・経済・経営、環太平洋大=次世代教育・体育・経営、吉備国際大=社会科学・保健医療福祉・心理・農・アニメーション文化・外国語、倉敷芸術科学大=芸術・危機管理・生命科学、くらしき作陽大=音楽、山陽学園大=総合人間・地域マネジメント、エリザベト音楽大=音楽、至誠館大=現代社会、東亜大=人間科学・医療・芸術、徳山大=経済・福祉情報、梅光学院大=文・子ども
<四国地区>
四国大=文・経営情報・生活科学・看護、徳島文理大=薬・人間生活・総合政策・保健福祉・香川薬・理工・文・音楽、四国学院大=文・社会福祉・社会、高松大=発達科学・経営(スポーツ奨学生)、松山東雲女子大=人文科学
<九州地区>
九州共立大=経済、九州情報大=経営情報、久留米工業大=工、西南女学院大=保健福祉・人文、筑紫女学園大=文・人間科学・現代社会、西日本工業大=工・デザイン、西九州大=健康栄養・健康福祉・リハビリ・子ども、活水女子大=国際文化・音楽・健康生活、鎮西学院大=現代社会、長崎国際大=人間社会・健康管理・薬、長崎純心大=人文、長崎総合科学大=工・総合情報、尚絅大=現代文化、平成音楽大=音楽、別府大=文・国際経営・食物栄養科学、日本文理大(自己推薦型)=経済経営・工、九州保健福祉大=社会福祉・臨床心理・薬・生命医科学、南九州大=環境園芸・人間発達・健康栄養(食品開発科学)、宮崎国際大=国際教養・教育、鹿児島国際大=経済・国際文化・福祉社会、沖縄キリスト教学院大=人文

学校推薦型選抜情報

◆12月中旬~1月で出願の間に合う国公立大共テ併用型の2021学校推薦型選抜

私立大の学校推薦型選抜は、11月~12月中旬にあらかた終了するが、12月20日~1月以降でも出願の間に合うケースがかなり残っている。今号ではそれらの私立大・学部をご紹介しておく。複数区分を実施する場合、対象となる推薦区分も併記するが、一般推薦のみのケースについては特に表記しない(募集人員・日程等の詳細は弊社の学校推薦型選抜年鑑を参照してほしい)。

<北海道>
星槎道都大全学部、北洋大=国際文化、北海道情報大全学部=一般・専門課程推薦
<東 北>
該当なし
<関 東>
高崎商科大=商、浦和大こども・社会=一般・専門課程、共栄大=教育・国際経営、十文字学園女子大=人間生活・教育人文・社会情報デザイン、駿河台大全学部=スポーツ推薦、聖学院大全学部=宗教関連推薦、東邦音楽大=音楽、日本保健医療大=保健医療、千葉経済大経済=一般・専門課程推薦、国士舘大全学部=スポーツ推薦、上智大神=宗教関連推薦、武蔵野大全学部=一般・有資格者推薦、神奈川大全学部=課外活動推薦
<甲信越>
身延山大仏教=宗教関連推薦、敬和学園大人文=一般・特定教科・スポーツ・奨学生推薦
<北陸地区>
該当なし
<東海地区>
朝日大法・経営・保健医療=スポーツ・有資格者・課外活動(吹奏楽)推薦、岐阜協立大経済・経営=スポーツ・奨学生推薦、静岡英和学院大=人間社会、静岡福祉大=社会福祉・子ども、愛知学院大文・心身科学・商・経営・経済・法・総合政策=スポーツ推薦、名古屋産業大現代ビジネス=一般・専門課程・スポーツ・有資格者・課外活動推薦、鈴鹿大国際地域・こども教育=一般・スポーツ推薦
<関西地区>
京都産業大全学部=スポーツ推薦、京都文教大総合社会・臨床心理・こども教育=スポーツ・宗教関連・同窓生・その他(園・施設)推薦、平安女学院大=国際観光・子ども教育、大阪学院大全学部=スポーツ・課外活動推薦、大阪国際大=経営経済・人間科学・国際教養、大阪樟蔭女子大=学芸・児童教育・健康栄養、大阪行岡医療大=医療、関西福祉科学大全学部(保健医療除く)=課外活動推薦、帝塚山学院大=リベラルアーツ・人間科学、羽衣国際大現代社会・人間生活=スポーツ推薦、東大阪大=こども、姫路獨協大全学部=奨学生推薦、奈良学園大=人間教育・保健医療
<中国地区>
岡山商科大法・経済・経営=有資格者・課外活動推薦、中国学園大全学部=スポーツ推薦、広島経済大全学部=奨学生推薦(資格スカラシップ)、宇部フロンティア大=心理・人間健康(看護)、東亜大=人間科学・医療・芸術
<四国地区>
該当なし
<九州地区>
九州情報大=経営情報、日本文理大工・経営経済=奨学生推薦、宮崎国際大国際教養・教育=一般・特定教科・有資格者・専門課程推薦

ニュースフラッシュ

◆公大協:「大学入試のあり方に関する検討会議」への意見要約

一般社団法人公立大学協会は、11月中旬、文科省の「大学入試のあり方に関する検討会議」への意見を取りまとめて公表した。公立大の約6割は教員数が100人以下の小規模大学で、ぎりぎりの体制で入学者選抜試験を実施している。そのため、大学の規模や分野等に応じ、意見も多様だが、特にコロナ感染症の状況が見通せない中では、それぞれの実態に即して、現実的な方向性を選択できるよう、今後の制度設計がなされるよう期待している。

 

意見要約の6項目について、その主要点をご紹介する。

(1)英語4技能の評価について
小規模大学では、個別学力検査において英語4技能全てを評価することは費用面や体制面から現実的ではなく、共通テストでの実施を望む声は強い。従って、英語外部試験を共通テストの枠組みで導入するメリットは大きいが、地域間格差や経済的格差により公平性・公正性が失われることのないようにすると共に、その評価については各大学が柔軟に判断できるようにすることが望ましい。
(2)記述試験の導入について
共通テストにおいて記述式の導入の必要性は高いといえるが、採点の公正性や成績提供の遅れなどで個別学力検査等の日程が厳しくなることのデメリットへの懸念は強く残る。
(3)多面的評価および調査書の取り扱いについて
調査書は極めて重要な書類だが、高校によって取扱方法や力の入れ方に差があり、公正に評価することが困難なため、点数化までに至っていない大学が多い。今後、公平で客観的な評価基準の開発が望まれる。また、今年度より調査書が改訂されたことで、審査作業での取り扱いの負担も増し、タイトなスケジュールの中で大学側が適切に評価することを困難にしている。
「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」については、「主体性」は受験生の性格にも左右されるものであり、優劣をつけて判定することは極めて難しい。  一般選抜において調査書の重みが増せば、総合型・学校推薦型との差別化が困難となる。
(4)公立大学の入学者選抜について
多くの分離分割方式と一部の独自の中期日程という方式は、一定の理解を得ており、現行のまま維持していきたい。
(5)新型コロナウイルス感染症への対策のガイドラインについて
大学の規模が多様であるため、対策ガイドラインの過度な標準化は望ましくない。全体としてのガイドラインに即しつつ、個別の判断で適切な対応を実施することが望ましい。
(6)その他
障がいのある受験生に対する合理的配慮については、具体的な在り方を国が示しておく必要がある。英語4技能や記述における能力など、共通テストに過度の役割を担わせることには無理がある。共通テストでは基礎学力を評価するという最初の考え方に立ち返るという方向性もある。

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