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総合型・推薦型選抜エクストラ9月25日号

国公立大・私大の主な新規実施情報が判明

総合型選抜情報

今号は「総合型選抜情報」はお休みします。ただ、総合型選抜の試験は、まだ新型コロナウイルスの影響が残る時期ですので、想定外の変更が生じる懸念もありますので、志望校の情報等はHP等で直前まで十分に確認してください。

学校推薦型選抜情報

◆国公立大・私大の主な新規実施情報が判明

ここでは2021年度入試で、新たに学校推薦型選抜(公募制)を実施する主な大学(学部・学科、募集人員、推薦条件、選考方法等)の概要を速報でご紹介します。詳細は10月初旬配布の「学校推薦型選抜年鑑」でご確認ください。


<国立大>

■茨城大
<専門課程推薦>募集学部→工(昼)=電気電子システム工若干、工(F)=機械システム工若干、出願条件→現役で次の全条件。(1)数IIIの履修者、(2)4.0以上、(3)CEFR A2‐1以上の英語有資格者等、選考方法→書類・小論文(数・理)・面接
■東京海洋大
<選抜A>募集学部→海洋生命科学=海洋政策文化2人、出願条件→現役、英検準2級以上等の有資格者、選考方法→書類・共通テスト(600点満点で420点以上)
■東京学芸大
募集学部→教育=養護教育4人、出願条件→3.8以上、5浪まで可、選考方法→書類・小論文・面接
■東京農工大
募集学部→工=生体医用システム工4人、出願条件→1浪まで可、選考方法→書類・共通テスト(3-5)
■山梨大(学校推薦型選抜I)
<教科別推薦>募集学部→教育=学校教育‐幼少発達教育2人、出願条件→現役、3.5以上、選考方法→書類・小論文・面接
 <専門・総合学科推薦>募集学部→教育=学校教育‐生活社会教育(家政教育系)1人、出願条件→家庭・総合学科出身、現役、3.5以上、選考方法→書類・小論文・面接
 <山梨県小学校教員志望者>募集学部→教育=学校教育12人、出願条件→現役、4.0以上、選考方法→書類・小論文・面接
■金沢大(学校推薦型選抜I)
募集学部→理工=地球社会基盤‐地球惑星科学5人、出願条件→現役でKUGS特別入試への出願が認められている者、選考方法→書類・口述試験・共通テスト(5-7)
■福井大(学校推薦型選抜II)
募集学部→教育=学校教育‐家庭(初等1人、中等2人)、出願条件→浪人可、4.0以上、選考方法→書類・面接(プレゼン・口述試験含む)・共通テスト(5~6-7~8)
■岐阜大(学校推薦型選抜II‐ぎふ清流入試)
募集学部→教育=学校教育‐技術2人、出願条件→1浪まで可、3.5以上、選考方法→書類・面接・共通テスト(5~6-7~8)
■名古屋工業大
<一般推薦>募集学部→工1=高度工学教育‐電気・機械工15人、出願条件→浪人可、3.5以上、選考方法→書類・面接・共通テスト(5-7)
■三重大
<推薦C>募集学部→人文=文化5人、出願条件→現役、3.5以上、選考方法→1次=共通テスト(5~6-7~8)、2次=書類・面接
 <地域推薦(三重県全域枠)>募集学部→教育=学校教育教員養成(各課程若干)、出願条件→1浪まで可、4.0以上、選考方法→書類・小論文(音楽・美術・保体は実技)・面接・共通テスト(5~6-7~8)
■奈良女子大
募集学部→文=人間科学‐子ども教育12人、出願条件→浪人可、選考方法→書類・面接・共通テスト(5~6-7~8)
■神戸大
募集学部→医=保健‐作業療法学3人、出願条件→1浪まで可、4.0以上、選考方法→1次=書類、2次=面接・口頭試問、最終=共通テスト(3-4)
■徳島大
<創薬研究者育成型>募集学部→薬=薬5人、出願条件→1浪まで可、3.8以上、選考方法→1次=書類・共通テスト(5-7)、2次=論述レポート・面接
 <先導的地域医療薬剤師育成型>薬=薬5人、出願条件→1浪まで可、3.8以上、選考方法→1次=書類・共通テスト(5-7)、2次=小論文・面接
■愛媛大<学校推薦型選抜II>
<B:地域特別枠>募集学部→医=看護6人、出願条件→県内高校出身、1浪まで可、4.0以上等、選考方法→書類・小論文・面接・共通テスト(3-3)
■高知大
<学校推薦型選抜I>募集学部→農林海洋科学=森林科学1人、出願条件→農・工・水産・総合学科出身、浪人可、4.3以上、選考方法→書類・面接
 <学校推薦型選抜II>募集学部→人文社会科学=人文社会科学‐社会科学5人、出願条件→現役、4.0以上、選考方法→書類・面接・共通テスト(3-3~4)
■九州大
募集学部→芸術工=芸術工‐インダストリアルデザイン5人、出願条件→1浪まで可、選考方法→1次=書類、2次=面接・共通テスト(5-7)
 募集学部→芸術工=芸術工‐未来構想デザイン5人、出願条件→1浪まで可、4.0以上、選考方法→1次=書類、2次=小論文・面接

<公立大>

■青森県立保健大
<地域定着枠>募集学部→保健科学=看護5人、出願条件→県内、現役、4.0以上等、選考方法→書類・小論文(出題は英文)・作文・面接(プレゼンテーション含む)
■秋田県立大(学校推薦型選抜III)
募集学部→生物資源科学=アグリビジネス2人、出願条件→県内、現役、選考方法→書類・面接・共通テスト(3-5~6)
■福島県立医科大
募集学部→保健科学→理学療法16人・作業療法16人・診療放射線科学10人・臨床検査10人、出願条件→県内、1浪まで可、選考方法→書類・総合問題・面接
■東京都立大
<一般推薦>募集学部→人文社会=人間社会10人、出願条件→現役、4.0以上または英・国・地公が4.3以上等、選考方法→1次=書類、2次=小論文・面接・共通テスト(5~6-6~7)、募集学部→人文社会=人文5人、出願条件→現役、4.0以上または英・国・数が4.3以上等、選考方法→1次=書類、2次=面接(共通テストの受験必須)
 <高校特定型特別推薦>募集学部→保健福祉=看護2人、出願条件→指定高校、現役、選考方法→書類・面接
■公立諏訪東京理科大
<専門・総合学科全国枠>募集学部→工=情報応用工2人・機械電気工2人、出願条件→工・情報・商業・総合学科出身、現役、選考方法→書類・基礎力調査(数IIIAB)・面接
■長野県看護大
<選抜A/地域特別枠>募集学部→看護=看護8人(選抜Bとの合計)、出願条件→県内、現役、4.0以上、選考方法→書類・小論文(英語基礎的能力含む)・面接
 <選抜B>募集学部→看護=看護8人、出願条件→現役、3.8以上等、選考方法→書類・面接・共通テスト(3-3)
■石川県立大
<推薦C>募集学部→生物資源環境=生産科学2人・環境科学2人・食品科学2人(推薦Bとの合計)、出願条件→県内、工・総合学科出身、現役、3.5以上、選考方法→書類・基礎学力検査(英・理)・面接
■滋賀県立大
<推薦C>募集学部→工=材料科学・機械システム工・電子システム工各若干、出願条件→現役、選考方法→書類・面接・共通テスト(5-7)、募集学部→人間文化=生活栄養若干、出願条件→現役、選考方法→書類・面接・共通テスト(5-7)
■公立鳥取環境大
<II型>募集学部→環境=環境10人、経営=経営10人、出願条件→県内、1浪まで可、選考方法→書類・小論文・面接・共通テスト(5-6より高得点3科目)
 <III型>募集学部→環境=環境15人、出願条件→県内、現役、選考方法→書類・プレゼンテーション・面接
■島根県立大
募集学部→国際関係=国際関係‐国際関係5人、出願条件→県内、現役、3.8以上で外・国・地歴・公の平均が4.0以上、選考方法→書類・小論文・面接、募集学部→地域政策=地域政策‐地域経済経営10人、出願条件→県内、現役、3.8以上、選考方法→書類・総合問題・面接、募集学部→地域政策=地域政策‐地域公共10人、出願条件→県内、現役、3.5以上、選考方法→書類・面接・共通テスト(2-2)
■岡山県立大
募集学部→デザイン=建築8人、出願条件→県内、現役、4.3以上または3.5以上で建築・美術・デザイン分野で特に秀でている者、選考方法→書類・小論文・面接
■九州歯科大
募集学部→歯=歯5人、出願条件→県内、現役、4.3以上、数・英に履修条件、選考方法→書類・小論文・面接・共通テスト(5-7)
 募集学部→歯=口腔保健3人、出願条件→県内、現役、3.8以上、英語に履修条件、選考方法→書類・小論文・面接・共通テスト(5-7)

<私立大>

■札幌学院大
<グローバル型、資格・専門型>募集学部→全学部(定員は一般推薦に含む)、出願条件→専願、浪人可、グローバル・地域貢献活動重視型=グローバル活動または地域貢献活動に優れた者、資格取得・専門教科学力重視型=資格取得に積極的に取り組み、専門教科を主に学んだ者、選考方法→書類・口頭試問・面接
■岩手医科大
<地域推薦C(秋田県出身者枠)>募集学部→医=医2人、出願条件→専願、1浪まで可、4.0以上等、選考方法→書類・基礎学力試験(英・数・理)・面接
■石巻専修大
<有資格者推薦>募集学部→経営=情報マネジメント若干、出願条件→専願、現役、3.2以上で数3.0以上かつ基本情報技術者試験合格者、選考方法→書類・面接
■東北文化学園大
<一般推薦>募集学部→現代社会=現代社会1期8人・2期4人、出願条件→専願、現役、3.3以上、選考方法→書類・小論文・面接
■東北福祉大
<高大連携推薦>募集学部→全学部(各学科2~4人)、出願条件→専願、現役、3.2以上で本学高大連携プログラムの修了者、選考方法→書類・小論文・面接
■群馬パース大
<一般推薦>募集学部→リハビリテーション=理学療法20人・作業療法13人・言語聴覚15人(指定校制含む)、出願条件→専願、1浪まで可、3.5以上、選考方法→書類・基礎学力試験・面接
■共栄大
<一般推薦(学力型)>募集学部→教育=教育45人、国際経営=国際経営65人(小論文型との合計)、出願条件→専願、浪人可、3.0以上、選考方法→書類・学力試験(英・国必須、世B・日B・数IAから1科目)
■女子栄養大
<一般推薦(併願)>募集学部→栄養=実践栄養8人・保健栄養10人・食文化栄養3人、出願条件→併願、1浪まで可、3.5(食文化3.2)以上、選考方法→書類・基礎学力試験(国総・化基・生基)
■東京国際大
<一般推薦>募集学部→医療健康=理学療法20人、出願条件→専願、1浪まで可、3.5以上、選考方法→書類・面接
■日本医療科学大
<一般推薦>募集学部→保健医療=臨床検査27人(指定校制含む)、出願条件→専願、現役、選考方法→書類・適性検査・面接
■神田外語大
<有資格者推薦>募集学部→グローバル・リベラルアーツ=グローバル・リベラルアーツ10人、出願条件→専願、現役、3.5以上で英検2級かつCSE2100以上の有資格者、選考方法→書類・プレゼンテーション・質疑応答・面接
■千葉商科大
<有資格者推薦>募集学部→全学部(定員は学業評価型に含む)、出願条件→専願、現役、3.0以上で本学指定の検定取得者、選考方法→書類・面接
■実践女子大
<一般・有資格者推薦>募集学部→文=国文2人・美学美術史1人、生活科学=生活環境1人、出願条件→併願、1浪まで可、国文3.3以上、美学美術史3.4以上(本学指定の有資格者は基準を問わない)、生活環境3.5以上、選考方法→書類・小論文・面接
■順天堂大
<SSH特別推薦方式>募集学部→スポーツ健康科学=スポーツ健康科学5人、出願条件→専願、浪人可、公募推薦の条件を満たすSSH(実績校)出身者、選考方法→書類・小論文・面接
■帝京平成大
<一般推薦>募集学部→ヒューマンケア=看護5人、健康メディカル=理学療法5人、健康医療スポーツ=看護5人(指定校制含む)、出願条件→併願、浪人可、選考方法→書類・基礎学力検査・面接
■東京理科大
<一般推薦>募集学部→経営=国際デザイン経営24人、出願条件→専願、現役、数・国・外が4.0以上、選考方法→書類・小論文・面接・口頭試問
■日本文化大
<スポーツ推薦>募集学部→法=法10人、出願条件→専願、現役、柔道・剣道・弓道・サッカーの実績者、選考方法→書類・小論文・面接
■ヤマザキ動物看護大
<一般推薦>募集学部→動物看護=動物人間関係30人(指定校制含む)、出願条件→専願、現役、3.0以上、選考方法→書類・面接
■新潟経営大
<一般推薦>募集学部→経営情報=スポーツマネジメント5人、出願条件→専願、現役、3.3以上、選考方法→書類・小論文・面接
 <スポーツ推薦>募集学部→経営情報=スポーツマネジメント10人、出願条件→併願、浪人可、バスケットボール、男子サッカー、体操での実績者、選考方法→書類・小論文・面接
■北陸大
<一般推薦>募集学部→国際コミュニケーション=心理社会10人(指定校制含む)、出願条件→併願、1浪まで可、選考方法→書類・面接
■岐阜協立大
<奨学生推薦>募集学部→経済=経済8人・公共政策3人、経営=情報メディア5人・スポーツ経営11人、出願条件→専願、現役、3.0以上、本学指定の有資格者等、選考方法→書類・口頭試問
■静岡産業大
<奨学生推薦>募集学部→スポーツ科学=スポーツ科学60人(指定校制含む)、出願条件→併願、浪人可、選考方法→書類・学力試験(国必須、数IA・英から1科目)
■愛知大
<一般推薦>募集学部→文=歴史地理・日本語日本文(学部で14人)、出願条件→専願、現役、3.5以上、選考方法→書類・学科試験(国・英)・面接 (注)ほかに併願実施
■金城学院大
<一般推薦>募集学部→看護=看護20人、出願条件→併願、1浪まで可、選考方法→書類・適性検査(化基・英)
■中京大
<一般推薦>募集学部→スポーツ科学=スポーツマネジメント13人・トレーナー13人(競技実績型との合計)、出願条件→併願、現役、3.0以上で保体3.5以上、選考方法→書類・基礎学力試験(国・論述)
 <一般推薦(競技実績評価型)>募集学部→スポーツ科学=全学科、出願条件→併願、現役、競技能力が高い者、選考方法→書類・国語読解力問題
■豊田工業大
<有資格者推薦>募集学部→工=先端工学基礎10人、出願条件→専願、1浪まで可、3.8以上で英検CSE1980点以上等、選考方法→1次=書類、2次=筆記試験(数・理・英)・面接
■名古屋芸術大
<一般・専門課程推薦>募集学部→芸術=舞台芸術(一般5人・専門3人)、出願条件→併願、浪人可、3.8以上、選考方法→書類・基礎力検査(英・数・国)・グループディスカッション
■藤田医科大
<一般推薦(併願)>募集学部→医療科学=医療検査10人・放射線10人、出願条件→併願、2浪まで可、選考方法→書類・小論文(英文・図表問題)・面接
■京都精華大
<一般推薦>募集学部→国際文化=人文38人・グローバルスタディーズ22人、メディア表現=メディア表現41人(B日程との合計)、出願条件→併願、浪人可、選考方法→A日程=書類・面接、B日程=書類・学科試験または小論文
■京都橘大
<一般推薦>募集学部→工=情報工43人・建築デザイン25人(指定校制含む)、出願条件→併願、浪人可、選考方法→書類・基礎テスト(国・英・数から2科目)、ほかに建築デザインは専門課程推薦も実施
■大阪工業大
<一般推薦>募集学部→情報科学=データサイエンス18人、出願条件→併願、1浪まで可、選考方法→書類・適性検査(数・英)、ほかに専門課程推薦も実施
■関西医科大
<一般推薦>募集学部→医=医10人、出願条件→併願、1浪まで可、3.5以上、選考方法→1次=書類・適性能力試験・小論文、2次=面接
 <地域推薦>募集学部→医=医(大阪5人、静岡8人、新潟2人)、出願条件→専願、2浪まで可、3.5以上等、大阪枠は府内の高校出身等、選考方法→1次=書類・適性能力試験・小論文、2次=面接
■大和大
<一般推薦>募集学部→社会=社会85人、出願条件→併願、1浪まで可、選考方法→書類・学科試験(英必須、国・数から1科目)
■関西福祉大
<一般推薦>募集学部→社会福祉=社会福祉8人、教育=児童教育8人・保健教育8人、看護=看護4人、出願条件→専願、浪人可、選考方法→書類・小論文・面接
■園田学園女子大
<一般推薦>募集学部→経営=ビジネス(専願13人・併願12人)、出願条件→専・併、浪人可、選考方法→書類・小論文または筆記試験・面接、ほかに専門課程推薦・スポーツ推薦も実施
■宝塚医療大
<一般推薦>募集学部→和歌山保健医療=リハビリテーション(理学療法学26人、作業療法学18人‐指定校制含む)、出願条件→併願、1浪まで可、選考方法→書類・学科試験(英・国・数から2科目)
■広島修道大
<一般推薦(英語方式)>募集学部→人間環境=人間環境3人、出願条件→専願、1浪まで可、3.5以上、選考方法→書類・学科試験(英語)・面接、ほかに数学資格方式も実施
■福岡大
<一般推薦(A方式)>募集学部→スポーツ科学=スポーツ科学2人・健康運動科学3人、出願条件→専願、1浪まで可、3.5以上、選考方法→書類・筆記試験(英・国)・面接
■福岡国際医療福祉大
<一般推薦>募集学部→看護=看護32人(指定校制含む)、出願条件→専願、1浪まで可、3.5以上、選考方法→書類・一般常識試験・面接

ニュースフラッシュ

◆入試方法の変更校が相当数にのぼるので要注意

朝日新聞・河合塾の共同調査「ひらく 日本の大学」(6~8月実施‐国公私立768校中643校が回答)によると、少なくとも106校が来春入学者向けの個別試験の実施方法を変更する方針であることが判明した。英語民間試験や共通テストの記述式見送りなどで大混乱の新入試。それにコロナ禍が追い打ちをかける中、今月15日から総合型選抜の出願が始まった。

コロナ禍を受けて、文部科学省は6月、各大学に試験会場の「3密」回避や、実技・面接などでの飛沫感染の対策などを求めた。また、学生を会場に集めずにオンライン面接や実技動画の提出などの方法を推奨した。

実際の変更状況をみてみると、横浜国立大は一般選抜で県外からの受験生の移動、宿泊時の感染リスクを考慮し、大学に受験生を集めての試験を取りやめ、共通テストの成績と自己推薦書などにより合否を判定する。

総合型・学校推薦型では特に変更に留意する必要がある。芝浦工業大は総合型・学校推薦型の面接や筆記試験などの全てをオンラインで実施する。駒澤大や摂南大も総合型でオンライン面接を行う。

国立の京都工芸繊維大は、1次の講義参加方式を「学習遅れへの配慮、感染拡大防止、受験生の宿泊・移動の経済的負担を考慮」して廃止し、出願書類のみの審査に変更する。

また、一部の大学では募集要項に「機器やネットワーク回線の不良により、面接員が試験続行不可能と判断した場合は、面接を打ち切る場合があります」と記載しているケースがあることにも注意したい。その他、「通信の環境不備により、試験に不具合が生じた場合は、試験が成立しない可能性があることを了承する」旨の同意書の提出を求める大学まである。

こうした動向に受験生や高校の間で不安が広がっている。個人の通信環境よりも高校のほうがよいと考えることもできるが、高校側は通信環境に絶対の自信があるわけでなない。一方、オンラインを用いた選考が中断するようなことがあれば、受験結果は悲惨になりかねない。文部科学省・大学側は万全の配慮をなすべきだろう。

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