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総合型・推薦型選抜エクストララ8月10日号

◆2025国立大の志願者は約2千人増で競争率も3.0→3.1倍に上昇

総合型選抜情報

◆2025国立大の志願者は約2千人増で競争率も3.0→3.1倍に上昇

国立大総合型選抜の志願者数は、2016年度に初めて1万人の大台に乗った後、2017~19年度の3年連続で増加している。2021年度は初めて1万5千人の大台に乗ったが、2022年度は若干の減少に転じた。2023年度からは再び増加に転じ、2025年度は初めて1万9千人の大台に乗った(弊社集計)。

志願者数・合格者数を示すと次のとおり。

志願者数 合格者数 倍率
人文科学系 1,522 439 3.5
社会科学系 2,829 1,016 2.8
教育・教員養成系 2,364 760 3.1
理学系 1,950 640 3.0
工学系 5,823 1,921 3.0
農・水産・獣医系 1,797 579 3.1
保健・医療系 2,566 699 3.7
生活科学(栄養)系 57 7 8.1
芸術系 237 95 2.5
スポーツ(健康)系 211 55 3.8
(計) 19,356 6,211 3.1

最も志願者の集中が目立つのは工学系で約5千8百人(女子枠の設置で志願者が前年よりも600人増)、理学系と合せると約7千7百人にのぼる。第2位は社会科学系の2,829人、次いで保健・医療系の2,566人、教育・教員養成系の人気が続いている。

競争率からみると、生活科学系8.1倍、スポーツ・体育系3.8倍、保健・医療系3.7倍、人文科学系3.5倍、教育・教員養成系3.1倍、農・水産・獣医系が3.1倍とこの6分野が平均を上回っている。2025年度は志願者数が増加しており、全体の平均競争率も3.0→3.1倍に上がっている。

◆2025公立大の志願者数は約1千百人増

公立大の総合型選抜志願者数は、2018年度に大幅に増加して、3千人を超えたが、2019・20年度はそれを若干上回る形でさらに増加し、4年連続の志願増となっていた。2022年度は志願減となったが、2023年度からは志願増に転じており、2025年度も志願増となっている(弊社集計)。

志願者数・合格者数を示すと次のとおり。

志願者数 合格者数 倍率
人文科学系 771 204 3.8
社会科学系 2,235 754 3.0
教育・教員養成系 131 41 3.2
理学系 181 73 2.5
工学系 816 332 2.5
農・水産・獣医 139 80 1.7
保健・医療系 406 53 7.7
生活科学(栄養)系 31 4 7.8
芸術系 757 190 4.0
スポーツ・体育(健康)系 170 57 3.0
(計) 5,637 1,788 3.2

公立大の総合型選抜実施学部は、社会科学系が全体の39.6%を占め、次いで工学系が14.5%、人文科学系が13.7%、芸術系が13.4%となっている。工学系はここ数年、女子枠の設置などもあり、これからも増加していくのではないかと予測している。

志願者数をみると、社会科学系が2,235人で、断然多いのが目につく。次いで工学系が816人、人文科学系771人と文系学部で半数以上となっている。その後に続くのが芸術系の757人となっており、その他の系統はあまり多くない。

競争率をみると、生活科学(栄養)系が7.8倍、保健・医療系が7.7倍、芸術系が4.0倍、人文科学系が3.8倍、教育・教員養成系が3.2倍とここまでが平均倍率を上回っており、平均倍率も2.9→3.2倍とかなり上昇している。公立大の総合型選抜はここ数年、実施校数・学部数が増加しており、やや活発化する兆しが出ている。

学校推薦型選抜情報

◆私立大:2026学校推薦型選抜の新規実施速報

現在、弊社では9月初旬発行予定の全国版「学校推薦型選抜年鑑」作成の最終段階に入っているが、私立大で判明した主な新規実施情報を年鑑より一足先にご紹介する。募集人員の*印は指定校制を含む人数、<推薦区分>の名称は原則として本年鑑の表示による(詳細は本年鑑でご確認ください)。

[北海道・東北地区]

■酪農学園大
<一般推薦>農食環境学群=農環境情報学類10人
■石巻専修大
<女子学生>理工学部
■東北公益文科大
<一般・課外活動・地域推薦>国際学部=国際コミュニケーション学科15人

[関東地区]

■自治医科大
<地域推薦>医学部=医学科1人
■育英大
<一般・スポーツ・課外活動推薦>教育学部教育学科=英語教育
■共愛学園前橋国際大
<一般・有資格者・課外活動・宗教関連推薦>国際社会学部国際社会学科地域児童教育専攻=幼児教育・保育
■高崎健康福祉大
<一般推薦>人間発達学部=心理学科*16人
■高崎商科大
<有資格者推薦(数理・データサイエンス活用制)>商学部
■城西大
<一般・特定教科推薦>経営学部=マネジメント総合学科5人
■尚美学園大
<一般推薦>芸術情報学部=芸術表現学科*50人
■和洋女子大
<一般推薦>AIライフデザイン学部=AIライフデザイン学科*20人
■亜細亜大
<一般推薦>健康スポーツ科学部=健康スポーツ科学科15人
■跡見学園大
<一般推薦>情報科学芸術学部=情報科学芸術学科5人
■学習院大
<一般推薦>国際文化交流学部=日本文化学科10人・国際コミュニケーション学科10人
■共立女子大
<一般推薦>児童学部=児童学科15人
■産業能率大
<一般推薦(地域みらい枠)>情報マネジメント学部=現代マネジメント学科60人
■昭和医科大
<一般推薦>医学部=医学科*12人
■実践女子大
<一般・特定教科・有資格者・課外活動推薦(公募併願)>文学部=英文学科、人間社会学部、生活科学部生活文化学科=生活心理1人・幼児保育1人
■昭和女子大
<一般・特定教科推薦(総合評価型)>総合情報学部=データサイエンス学科6人・デジタルイノベーション学科4人
 <一般推薦(基礎学力テスト型)>人文文化学部=日本語日本文学科3人・歴史文化学科3人、人間社会学部=心理学科4人・福祉社会学科4人・現代教養学科3人・初等教育学科3人、食健康科学部=管理栄養学科3人・健康デザイン学科3人・食安全マネジメント学科3人、グローバルビジネス学部=ビジネスデザイン学科5人・会計ファイナンス学科4人、国際学部=国際教養学科4人・国際学科5人・国際日本学科5人、環境デザイン学部=環境デザイン学科6人、総合情報学部=データサイエンス学科3人・デジタルイノベーション学科3人
■聖路加国際大
<一般推薦>看護学部=看護学科若干
■大正大
<一般推薦(専願)>情報科学部=グリーンデジタル情報学科*8人・デジタル文化財情報学科*8人
 <一般・課外活動推薦(併願)>情報科学部=グリーンデジタル情報学科5人・デジタル文化財情報学科5人
■大東文化大
<一般・特定教科・課外活動推薦>文学部=中国文学科C・英米文学科B、外国語学部=中国語学科B
■玉川大
<一般推薦(適性検査方式)>教育学部=教育学科・乳幼児発達学科、文学部=英語教育学科・国語教育学科、芸術学部=音楽学科、アートデザイン学科、演劇・舞踊学科、経営学部=国際経営学科、観光学部=観光学科、リベラルアーツ学部=リベラルアーツ学科、農学部=生産農学科・環境農学科・先端食農学科、工学部=デザインサイエンス学科・情報通信工学科・マネジメントサイエンス学科・ソフトウェアサイエンス学科
■帝京科学大
<一般推薦>生命環境学部アニマルサイエンス学科=動物看護科学*7人
■帝京平成大
<一般推薦>共創学部=デジタル共創学科*15人
■東京医療保健大
<一般推薦>医療保健学部医療保健学科=臨床工学3人
■東京家政大
<一般推薦>社会デザイン学環2人、文化情報学環2人、栄養学部=管理栄養学科5人
■日本女子大
<一般・特定教科・有資格者推薦>建築デザイン学部=建築デザイン学科2人
■立正大
<一般推薦(基礎学力テスト型)>心理学部=臨床心理学科5人、対人・社会心理学科5人、法学部=法学科10人、経営学部=経営学科20人、経済学部=経済学科10人、文学部=哲学科4人・史学科10人・社会学科5人・文学科7人、仏教学部5人、データサイエンス学部=データサイエンス学科20人、地球環境科学部=環境システム学科10人、地理学科15人、社会福祉学部=社会福祉学科10人・子ども教育福祉学科5人
■鎌倉女子大
<一般推薦>教育メディアクリエーション学環*10人
■相模女子大
<一般推薦>学芸学部=国際コミュニケーション学科*30人、人間社会学部=地域クリエーション学科*30人
■フェリス女学院大
<一般推薦>グローバル教養学部=国際社会学科*80人・心理コミュニケーション学科*80人・文化表現学科*80人(募集人員は総合型選抜との合計)

[中部地区]

■新潟医療福祉大
<一般推薦>医療情報経営学部=健康データサイエンス学科3人
■愛知淑徳大
<一般推薦>人間情報学部人間情報学科=数学・情報教員養成4人
■桜花学園大
<一般推薦>教育保育学部=教育保育学科6人・国際教養こども学科4人、国際学部=国際学科4人
 <専門課程推薦>教育保育学部=教育保育学科3人・国際教養こども学科4人、国際学部=国際学科4人
■金城学院大
<一般推薦(適性検査型)>文学部=総合歴史学科9人、デザイン工学部=建築デザイン学科12人
 <一般推薦(小論文型)>文学部=総合歴史学科2人
 <一般推薦(適性検査・面接型)>生活環境学部=食環境栄養学科3人、看護学部=看護学科4人、薬学部=薬学科5人
 <有資格者・課外活動推薦>デザイン工学部=建築デザイン学科若干
■椙山女学園大
<一般推薦(国語教員養成型)>教育学部子ども発達学科=初等中等教育1人
 <一般推薦(数学教員養成型)>教育学部子ども発達学科=初等中等教育1人
■中部大
<専門課程推薦>経営情報学部=経営総合学科5人
 <有資格者推薦(グローバル人材)>国際関係学部=国際学科3人、人文学部=英語英米文化学科2人
 <有資格者推薦(情報系資格)>人文学部=メディア情報社会学科2人

[近畿地区]

■鈴鹿医療科学大
<一般推薦(適性検査方式)>薬学部=薬科学科*10人
■大谷大
<一般推薦(後期)>文学部=真宗学科3人・仏教学科2人・哲学科3人・歴史学科3人・文学科2人、社会学部=現代社会学科5人・コミュニティデザイン学科4人、教育学部教育学科=初等教育3人・幼児教育2人、国際学部=国際文化学科5人
■京都華頂大
<一般推薦>日本文化学部=日本文化学科*16人
■京都産業大
<総合評価型>文化学部=文化観光学科26人、アントレプレナーシップ学環6人
 <基礎評価型>文化学部=文化観光学科
■京都橘大
<一般推薦>デジタルメディア学部=デジタルメディア学科27人、工学部=ロボティクス学科22人、経済学部経済学科=現代社会13人、健康科学部=臨床工学科(専願7人・併願6人)
 <専門課程推薦>デジタルメディア学部=デジタルメディア学科2人、工学部=ロボティクス学科2人
 <スポーツ・課外活動推薦(特技推薦)>デジタルメディア学部=デジタルメディア学科3人、工学部=ロボティクス学科3人、国際英語学部国際英語学科=国際共生3人
■同志社女子大
<有資格者推薦(推薦L)>表象文化学部=英語英文学科4人
■追手門学院大
<専門課程推薦(専門高校特別)>理工学部=数理・データサイエンス学科、機械工学科、電気電子工学科、情報工学科(各若干)
■大阪工業大
<一般推薦(普通科高校特別)>工学部=都市デザイン工学科3人、ロボティクス&デザイン工学部=空間デザイン学科3人
 <女子学生推薦>情報科学部=情報システム学科2人・情報メディア学科2人
■大阪電気通信大
<女子学生推薦>工学部=電気電子工学科2人・電子機械工学科2人・機械工学科2人・基礎理工学科(数理科学2人・環境化学2人)、情報通信工学部=情報工学科3人・通信工学科2人、建築・デザイン学部建築・デザイン学科=建築2人・空間デザイン2人、健康情報学部健康情報学科=医療工学2人・理学療法学2人・スポーツ科学2人、総合情報学部=デジタルゲーム学科(ゲーム・社会デザイン2人、デジタルゲーム2人、ゲーム&メディア2人)、情報学科2人
■関西大
<一般・特定教科推薦>システム理工学部=グリーンエレクトロニクス工学科
■近畿大
<一般推薦>看護学部=看護学科*55人
■桃山学院大
<一般推薦>工学部=工学科(前期40人・後期20人)
 <専門課程推薦>工学部=工学科
 <有資格者・課外活動推薦>工学部=工学科
■関西福祉大
<一般推薦(専願11月)>社会福祉学部=社会福祉学科、教育学部=児童教育学科・保健教育学科、看護学部=看護学科(各若干)
■甲南大
<専門課程推薦>理工学部=宇宙理学・量子物理工学科、環境・エネルギー工学科(各若干)
■奈良大
<専門課程推薦(専門・総合学科対象入試)>文学部=国文学科・地理学科、社会学部=心理学科・総合社会学科(各若干)

[中国・四国地区]

■吉備国際大
<一般推薦(A・B日程)>農学部=アクアグリーンフィールド学科6人
■松山大
<一般推薦>人文学部=社会学科10人

[九州地区]

■九州産業大
<一般推薦(公募)>理工学部=機械電気創造工学科25人・スマートコミュニケーション工学科13人
 <一般推薦(特別総合推薦)>理工学部=機械電気創造工学科・スマートコミュニケーション工学科(各若干)
■西日本工業大
<一般推薦>工学部=情報マネジメント学科
■日本文理大
<一般推薦>社会デザイン学環5人
■立命館アジア太平洋大
<有資格者推薦>アジア太平洋学部=アジア太平洋学科7人、国際経営学部=国際経営学科7人、サステイナビリティ観光学部=サステイナビリティ観光学科7人

ニュースフラッシュ

◆2026年度共通テスト実施要項公表

大学入試センターは、本年6月6日に共通テスト実施要項を公表した。文部科学省が6月3日に公表した「大学入学者選抜実施要項」の本試験・追試験日に加え、他の日程も示されたので紹介しておく。


■2026年度共通テストの主な日程

出願期間→9月16日~10月3日、本試験→1月17日・18日(追試験→1月24日・25日)、平均点等の中間発表→1月21日(予定)、得点調整の有無の発表→1月23日(予定)、平均点等の最終発表→2月5日(予定)となっており、2025年度の入試日程とほぼ変わらないスケジュールとなっているが、出願開始が1週間ほど早くなっているので注意してもらいたい。


■成績提供の手数料・受験生の検定料

各大学が入試センターに納付する受験生の成績提供の手数料は、2026年度も1,500円で2025年度と変更はない。受験生が支払う検定料も2教科以下12,000円、3教科以上18,000円で、2025年度と変更はない。


■実施の趣旨等

(1)大学入学共通テストは、大学への入学志願者を対象に、高校の段階における基礎的な学習の達成の程度を判定し、大学教育を受けるために必要な能力について把握することを目的として、これを利用する大学が独立行政法人大学入試センターと協力して同一の期日に同一の試験問題により、共同して実施するものとする。
 (2)大学入学共通テストでは、各教科・科目の特質に応じ、知識・技能のみならず、思考力・判断力・表現力等も重視して評価を行うものとする。各大学は、大学教育を受けるにふさわしい能力・意欲・適性等を多面的・総合的に判定することに資するため、それぞれの判断と創意工夫に基づき、これを適切に利用するものとする。

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