総合型・推薦型選抜エクストラ11月25日号

12月中旬～１月で出願の間に合う国公立大共テ併用型の2026学校推薦型選抜

総合型選抜情報

◆2025年12月中旬(12月10日前後)以降でエントリー・出願の間に合う2026総合型選抜

（１）私立大東日本

私立大の総合型選抜は、９月中旬～11月のほぼ２か月半で終了しているが、出願が本年12月中旬以降でまだ出願準備が間に合う私立大もかなり残っている。今号では該当する東日本の主な大学・学部をご紹介する（募集人員・出願期間等の詳細は弊社の総合型選抜年鑑を参照してほしい）。なお、次号では西日本の私立大情報をお伝えする。

＜北海道＞: 育英館大＝情報メディア、札幌大＝地域共創学群、札幌大谷大＝芸術(音楽)、札幌学院大(リフレクション入試＜自己ＰＲ／探究＞)＝心理・人文・法・経済経営、札幌保健医療大＝保健医療、星槎道都大＝経営・社会福祉・美術、藤女子大＝ウェルビーイング、北翔大＝教育文化・生涯スポーツ、北洋大＝国際文化、北海商科大＝商、北海道千歳リハビリテーション大(総合型選抜Ｃ)＝健康科学、北海道文教大(プレゼンテーション総合選抜)＝人間科学・国際・医療保健科学、酪農学園大＝農食環境学群
＜東北地区＞: 青森中央学院大＝経営法・看護、八戸工業大＝工・感性デザイン、弘前学院大＝文・社会福祉・看護、石巻専修大＝理工・経営・人間、尚絅学院大＝人文社会学群、心理・教育学群、健康栄養学群、仙台白百合女子大＝人間、仙台大＝体育、仙台青葉学院大＝看護・リハビリテーション、東北文化学園大(自己アピール入試・スポーツ特別入試)＝現代社会・経営法・工・医療福祉、東北文教大＝人間科学、医療創生大＝総合医療、郡山女子大＝生活科学、福島学院大＝福祉・マネジメント
＜茨城県＞: 茨城キリスト教大＝文・経営・生活科学・未来教養学環・看護、つくば国際大＝医療保健、日本国際学園大＝経営情報
＜栃木県＞: 宇都宮共和大＝シティライフ・子ども生活、作新学院大＝経営・人間文化、国際医療福祉大＝保健医療・医療福祉・薬、赤坂心理・医療福祉マネジメント、小田原保健医療・福岡保健医療・福岡薬
＜群馬県＞: 育英大＝教育、関東学園大＝経済、群馬医療福祉大(基礎学力重視型)＝社会福祉・看護・リハビリテーション・医療技術、ぐんま未来大＝医療保健、群馬パース大＝看護・医療技術・リハビリテーション、上武大＝ビジネス情報・看護、高崎健康福祉大＝人間発達・健康福祉・保健医療・薬・農
＜埼玉県＞: 浦和大＝社会・こども、共栄大＝国際経営・教育、埼玉医科大＝保健医療、埼玉学園大＝人間・経済経営、埼玉工業大＝工・人間社会、十文字学園女子大＝人間生活・教育人文・社会情報デザイン、城西大＝経済・総合政策・経営・理(化学・生命科学)・薬、尚美学園大＝芸術情報・総合政策・スポーツマネジメント、駿河台大(スクール型／自己ＰＲ型／メディア情報プレゼン型)＝法・経済経営・メディア情報・心理・スポーツ科学、聖学院大(講義方式・課題方式自己表現入試・英語特別入試)＝政治経済・人文・心理福祉、西部文理大(対話型)＝看護、東京国際大＝商・経済・言語コミュニケーション・国際関係・人間社会・医療健康、東都大＝ヒューマンケア・幕張ヒューマンケア・沼津ヒューマンケア、東邦音楽大＝音楽、日本栄養大＝栄養、日本工業大(体験講義型／活動アピール型)＝基幹工・先進工・建築、日本薬科大＝薬、人間総合科学大(適性試験方式)＝人間科学・保健医療、文教大＝文‐中国語中国文・情報‐データサイエンス(適性評価型)／健康栄養(適性検査型)、平成国際大＝法・スポーツ健康、武蔵野学院大＝国際コミュニケーション、ものつくり大(自己推薦／ものづくり特待生・女子スカラシップ)＝技能工芸
＜千葉県＞: 愛国学園大＝人間文化、植草学園大＝発達教育、江戸川大＝社会・メディアコミュニケーション、亀田医療大＝看護、川村学園女子大＝文、敬愛大＝経済・国際・教育・情報マネジメント、国際武道大＝体育、秀明大＝総合経営・グローバルマネジメント・学校教師・看護、淑徳大＝総合福祉・コミュニティ政策・教育・看護栄養・人文・経営・地域創生、城西国際大＝健康科学・薬・経営情報・メディア・国際人文・観光、聖徳大＝教育、心理・福祉、文、人間栄養、音楽、清和大＝法、中央学院大＝商・法・現代教養、東京基督教大＝神、東京情報大＝総合情報・看護、明海大＝外国語・経済・不動産・保健医療・ホスピタリティツーリズム(以上スポーツ・文化活動／ＡＯ)・歯(自己推薦)、流通経済大＝経済・共創社会・流通情報・法・スポーツ健康科学、和洋女子大＝人文(日本文学文化・こども発達)・国際・家政・看護
＜東京都＞: 亜細亜大(スポーツ・文化活動)＝経営・経済・法・国際関係・社会、跡見学園女子大＝文・マネジメント・観光コミュニティ・心理、大妻女子大(自己推薦型３期)＝家政(被服、食物‐食物学、児童‐児童教育)・文(日本文・英語英文)・社会情報(社会生活情報学・環境情報学)・人間共生(社会・福祉・共生デザイン)・比較文化・データサイエンス、嘉悦大＝経営経済、国立音楽大＝音楽、国士舘大＝政経・法・理工・21世紀アジア、こども教育宝仙大＝こども教育、駒沢女子大＝共創文化・観光文化・空間デザイン・人間健康、産業能率大(ＡＯ３期)＝情報マネジメント、白梅学園大(自己推薦)＝子ども、杉野服飾大(小論文)＝服飾、高千穂大＝商・経営・人間科学、大正大(併願)＝仏教・文・表現・人間・臨床心理・地域創生・情報科学、大東文化大＝文・経済・外国語・法・国際関係・経営、スポーツ・健康科学、社会、多摩大＝経営情報・グローバルスタディーズ、帝京大＝薬・経済・法・文・外国語・教育・理工・医療技術・福岡医療技術、帝京科学大(併願制)＝生命環境・医療科学・教育人間科学、デジタルハリウッド大(総合型選抜)＝デジタルコミュニケーション、東海大(適性面接型)＝教養・児童教育・体育・健康・法・国際・理・建築都市・工・人文・文理融合・農・国際文化・生物、東京有明医療大＝保健医療、東京医療学院大＝保健医療、東京医療保健大＝医療保健、東京家政大(造形表現・体験授業入試)＝共創デザイン(造形表現)、東京経済大(スカラシップ選抜)＝経済・経営・コミュニケーション・現代法、東京女子体育大＝体育、東京聖栄大＝健康栄養、東京成徳大＝国際・応用心理・子ども・経営、東京福祉大(目標発表型)＝社会福祉・保育児童・教育・心理、東京未来大＝こども心理・モチベーション行動科学、東洋学園大＝現代経営、人間科学、グローバル・コミュニケーション、日本大＝国際関係・松戸歯、日本歯科大＝新潟生命歯、日本女子体育大＝体育、日本体育大(トップアスリート入試)＝体育・スポーツ文化・スポーツマネジメント、文京学院大＝外国語・経営・人間・保健医療技術、武蔵野音大＝音楽、明治大(公募制特別入試＜大学入学共通テスト利用＞)＝商、目白大＝人間・社会・メディア・経営・外国語、立正大＝仏教・地球環境科学(環境システム)・データサイエンス、和光大＝現代人間・表現・経済経営
＜神奈川県＞: 麻布大＝生命・環境科学(食品生命科学・環境科学)、神奈川大(スポーツ・音楽推薦)＝法・経済・経営・外国語・国際日本・人間科学・理・工・建築・化学生命・情報、神奈川工科大＝工・情報・健康医療科学、相模女子大＝学芸・人間社会、湘南工科大＝工・情報、昭和音楽大＝音楽、洗足学園音楽大＝音楽、鶴見大＝文・歯、田園調布学園大(探究型・活動型)＝人間福祉・子ども教育・人間科学、桐蔭横浜大＝法・医用工・スポーツ科学・現代教養学環、東洋英和女学院大(専願型)＝人間社会、横浜商科大＝商、横浜創英大＝こども教育・看護、横浜美術大＝美術、横浜薬科大(ＡＯ型)＝薬
＜甲信越地区＞: 健康科学大＝健康科学・看護、山梨英和大＝人間文化、山梨学院大＝法・経営、清泉大(得意教科ＰＲ)＝人間・人文社会科学・看護、長野保健医療大(自己推薦)＝保健科学・看護、松本歯科大＝歯、敬和学園大＝人文、長岡大＝経済経営、長岡崇徳大＝看護、新潟医療福祉大(スポーツ重視型／キャリアビジョン重視型)＝リハビリテーション・医療技術・健康科学・看護、心理・社会福祉、医療情報経営、新潟経営大＝経営情報、新潟工科大＝工、新潟産業大＝経済、新潟食料農業大＝食料産業、新潟青陵大＝看護・福祉心理子ども、新潟薬科大＝薬・応用生命科学・医療技術・看護、新潟リハビリテーション大＝医療

学校推薦型選抜情報

◆12月中旬～１月で出願の間に合う国公立大共テ併用型の2026学校推薦型選抜

国公立大で共通テストを課さない学校推薦型選抜は、あらかた11月中に終了する。しかし、共テ併用型では2025年12月中旬～2026年１月の出願設定が相当数あり、まだ準備の間に合うケースがある。それらの主な大学・学部と募集人員（カッコ内は出願期間）をまとめてご紹介しておく（詳細は弊社の学校推薦型選抜年鑑を参照してほしい）。

＜国立大＞

■小樽商科大: 商昼一般枠85人、専門学科・総合学科枠10人（1月15日～22日）
■室蘭工業大: 理工昼＝創造工52人・システム理化学38人(1月26日～2月3日)
■秋田大: 国際資源12人、教育文化43人、医＝医（12月10日～16日）
■山形大: 人文社会科学23人、医＝看護20人（1月19日～22日）
■福島大: 人文社会昼74人、理工16人(12月10日～15日)
■東京海洋大(選抜Ａ): 海洋生命科学＝海洋政策文化2人(1月26日～2月4日)
■東京科学大: 生命理工学院一般15人、女子15人(12月15日～17日)
■東京農工大: 農32人、工33人（1月15日～１月21日）
■一橋大: 商15人・経済15人・法10人・社会10人、ソーシャル・データサイエンス5人（1月19日～1月30日）
■横浜国立大: 理工＝化学・生命系33人、数物・電子情報系15人（1月19日～23日）
■山梨大: 医＝医15人（12月11日～18日）
■信州大: 経法30人、繊維11人(12月18日～23日)
■上越教育大: 学校教育50人（12月1日～8日）
■金沢大: 医＝医29人（12月17日～23日）
■福井大: 教育22人、国際地域10人、医＝医30人(12月15日～19日)　
■岐阜大: 教育55人、地域科学10人、社会システム経営学環15人、応用生物科学28人（12月16日～19日）、工77人、医＝医55人（1月20日～1月23日）
■静岡大: 教育56人、情報18人、理29人、グローバル共創科学20、工49人、農38人（1月26日～30日）
■名古屋大: 教育10人、法45人、経済40人、情報28人、理30人、医＝医10人・保健74人、工80人、農34人（1月20日～23日）
■名古屋工業大: 工＝高度工学教育50人、創造工学教育15人（1月20日～23日）
■三重大: 人文(推薦Ｃ)＝文化5人、法律経済10人（1月20日～26日）、教育（学校‐家政）3人、教育(地域推薦)＝若干、医＝医40人・看護20人（12月11日～22日）、工(推薦②)＝機械工学10人・情報工学8人(1月20日～26日)
■京都工芸繊維大: 工芸科学一般119人・地域創生7人(1月21日～28日)
■神戸大: 医（地域特別枠）＝医10人（1月14日～21日）、経済50人(12月12日～17日)
■奈良女子大: 理15人、生活環境28人、工3人（12月16日～23日）
■和歌山大: 教育(一般推薦)25人(12月16日～18日)、システム工30人(12月12日～18日)、社会インフォマティクス学環10人(12月5日～11日)
■鳥取大: 地域8人、工25人（1月20日～23日）、農＝生命環境農38人・共同獣医5人（12月4日～10日）
■島根大: 総合理工(女子枠)20人、材料エネルギー(女子枠)6人(1月20日～27日)
■岡山大: 経済49人（1月19日～23日）
■山口大: 人文30人、教育31人、理9人、医＝医42人・保健18人、工41人、情報18人、共同獣医3人（12月12日～17日）
■徳島大: 総合科学45人、歯＝歯10人・口腔保健5人、薬10人、理工昼158人、医＝医37人・医科栄養13人・保健33人、生物資源産業22人（1月20日～23日）
■鳴門教育大: 学校教育15人（12月15日～19日）
■香川大: 法昼30人、経済昼47人、創造工50人、農20人（1月19日～1月23日）
■愛媛大: 工56人（12月8日～12月12日）
■高知大: 人文社会科学＝社会科学5人(12月2日～12月8日)、教育32人、理工＝数学物理4人、農林海洋科学17人（1月19日～23日）
■長崎大: 薬10人、医＝医(要項確認)・保健24人、情報データ科学一般枠8人・女子枠7人、工一般枠30人・女子枠12人、環境科学18人、歯5人（12月15日～23日）
■熊本大: 教育40人、理20人、医＝医23人・保健36人、薬25人、工114人、情報融合学環一般枠7人・女子枠8人（1月19日～23日）
■宮崎大: 教育＝学校教育‐小学校主免25人・中学校主免7人・発達支援教育＜子ども理解＞3人(12月17日～19日)、農＝獣医若干(12月3日～5日)
■鹿児島大: 農30人（1月23日～27日）

＜公立大＞

■宮城大

看護24人、事業構想40人、食産業28人（12月16日～23日）

■秋田公立美術大

美術6人(12月15日～21日)

■福島県立医科大

医＝医55人（12月12日～18日）

■高崎経済大

地域政策45人（1月5日～13日）

■横浜市立大

国際教養30人、国際商15人、理13人（1月6日～23日）

■都留文科大

教養＝学校教育15人・地域社会10人・比較文化18人（1月13日～26日）

■長野県看護大

看護8人(1月19日～27日)

■公立小松大

生産システム科学7人、保健医療＝看護2人・臨床工3人、国際文化交流7人(12月2日～12日)

■岐阜県立看護大

看護12人（１月20日～26日）

■岐阜薬科大

薬12人（1月19日～23日）

■静岡県立大

国際関係12人、薬20人（1月20日～26日）

■愛知県立大

教育福祉5人、看護25人、情報科学18人（1月20日～26日）

■名古屋市立大

医＝医34人・保健医療‐リハビリテーション学(理学療法学・作業療法学)24人、薬19人(1月13日～23日)、医‐リハビリテーション学(看護学)55人、経済40人、人文社会‐心理教育20人、芸術工12人、データサイエンス27人（1月19日～23日）

■滋賀県立大

選抜Ａ→環境科学＝環境生態6人・環境建築デザイン10人・生物資源管理12人、工＝30人、人間文化＝生活栄養6人(12月10日～17日)　＊選抜Ｂ・Ｃは学校資料確認

■京都府立医科大

医＝医12人（1月21日～30日）

■大阪公立大

商8人（1月12日～15日）

■兵庫県立大

工＝普通科・理数科等52人、工業科等5人（1月19日～26日）

■奈良県立医科大

医＝医36人（12月17日～19日）

■和歌山県立医科大

医24人、薬30人（12月16日～23日）

■公立鳥取環境大

環境10人、経営10人(1月19日～27日)

■新見公立大

健康科学＝看護30人（1月19日～24日）

■宮崎公立大

人文＝国際文化20人（1月19日～26日）

ニュースフラッシュ

◆2025年度学校基本調査速報のポイント概要

2025年度の学校基本調査速報が先ごろ公表された。今回の公表項目は学校数、学級数、学校種ごとの在学者数・教職員数に限定したものだが、その概要をお知らせする。

（１）初等中等教育機関、専修学校・各種学校

＜在学者数＞

●幼稚園は69万で、前年度より6万8千人減少。

●幼保連携型認定こども園は87万6千人で、前年度より1万8千人増加し、過去最多。

●小学校は581万2千人で、前年度より12万9千人減少し、過去最少。

●中学校は310万5千人で、前年度より3万6千人減少し、過去最少。

●義務教育学校は8万7千人で、前年度より7千1百人増加し、過去最多。

●高等学校は287万4千人で、前年度より3万3千人減少。

●中等教育学校は3万5千人で、前年度より4百人増加し、過去最多。

●特別支援学校は15万9千人で、前年度より3千8百人増加し、過去最多。

●専修学校は62万2千人で、前年度より1万2千人増加。

●各種学校は11万2千人で、前年度より5千人減少。

＜教員数＞

教員全体に占める女性の割合は、中学校で45.0％(前年比0.2ポイント上昇)、高等学校で34.1％(同0.3ポイント上昇)、特別支援学校で63.0％(同0.1ポイント上昇)となり、それぞれ過去最高となった。

（２）高等教育機関

＜学校数＞

大学数(大学院大学含む)は前年より1校減(国立1校)の812校。内訳は国立85校、公立103校、私立624校。短期大学は公立1校、私立が4校減少して全体数は292校。高等専門学校は前年度と変わらず58校。専門学校は公立が2校、私立が16校減少して計2,658校。設置別の私立の割合をみると、大学は76.8％、短大は95.2％ときわめて高い。

＜在学者数＞

●大学全体の在学者数は297万人で、前年度より2万3千人増加し過去最多。うち学部は264万6千人で、前年度より1万8千人増加し、過去最多。大学院は27万7千人で、前年度より５千5百人増加し、過去最多。

●大学学部の女子学生は122万人で、前年度より1万5千人増加し過去最多。女子学生の比率は46.1％(前年45.9)で過去最高。

●短期大学学生数は7万1千人で、前年度より7千人減少。

●高等専門学校学生数は5万6千人で、前年度とほぼ横ばい。

●専門学校生徒数は56万9千人で、前年度より1万1千人増加。